ついに、ついにエルデンリングDLCのラスボス「約束の王、ラダーン」を倒してしまった。何時間やりあったんだろう。15時間くらいかな? ああこれで僕のエルデンリングの旅もようやく終わりを迎えてしまった。本編をふくめて約240時間、去年の6月に購入したからちょうど丸一年が経過したんだなと思うとなんだか感慨深い。ここまで長きにわたって遊んだゲームは大人になってから初めてだ。最初のころはあまりの難易度の高さにストレスで発狂しそうだったけど、それがいつしかその難しさが「楽しさ」に変わってしまっていた。相手の攻撃パターンを見切りローリングで回避して、ガツンと一撃をかます。つまるところこれの連続なんだけど、条件反射で「えいやっ」とかわせる代物ではまったくなく、どちらかというと暗記科目に近いゲームのように感じる。相手の攻撃リズムを覚えてそれにあわせて回避していく。なんていうか「二人で一緒に舞台をつくりあげていく」感覚に近いかも。やりあっていくなかで敵を倒すにいたるまでの道幅はとても狭く、その正解への一歩は時間をかけて獲得していくしかない。だけどその細い道のりをたどった先に待ちうける達成感は何ものにも代えがたく、あとになって振りかえってみればとても充実した、幸福な時間だったなと思う。ボスと戦っているときだけはすべての雑念が消えていた。もういつコントローラーがぶっ壊れてもおかしくない状態だった。そのくらい激しい熱量が僕の指先でうずまいていた。というか左スティックの効きが微妙に悪くなった気がする。あと丸ボタンも(たまに反応しないのだ)。そろそろもう一台コントローラーを買い足そうかな。よく考えたらいま使っているコントローラーが壊れたらゲームできなくなるじゃん……。いま使っているのがPS5のデフォルトの白いやつだから、つぎはもっと派手な、もしくは真っ黒なコントローラーが欲しいなあ。それにしてもラダーンは強かった。とくに第二形態なんて後ろ髪のボリュームがすごすぎて攻撃の初動がほとんど見えない。これじゃあせっかく暗記した攻撃リズムにあわせられないよ、、、、。あと身体が丈夫すぎてダメージがちょっとしか入らない。めちゃくちゃ攻撃をあてているはずなのに体力ゲージをみたらまだ半分しか減っていない。これもけっこう精神的にくる。なによりあの分身してくる攻撃がまったく意味わからなかった。これはいよいよ倒せずに終わってしまうかもしれないなと半ばあきらめていたんだけど、なぜか翌日になるとまた挑みたくなってきて「一日1時間」を継続してやっていた。すると不思議なことにあの分身もふつうにかわせるようになってきて、見えなかった初動の攻撃もなんとなくわかるようになってきた。ここまでくると大抵のボスは聖杯瓶なし、戦技なし、うまくいけばノーダメなんかで勝てるんだけどそこはさすがラスボス。フル装備、盾あり、戦技あり、聖杯瓶使いまくりでようやく勝つことができた。どうやら僕はまだまだ未熟だったみたい。最後の最後でそれを思い知らされた。ところで僕はいままでずっと同じ武器で戦ってきたんだけど(探索時にほかの武器に変えることもあったけど)エルデンリングには膨大な武器が用意されているのでラスボスを倒したいま、いろんな武器を使って遊んでいる。ちなみにいまハマっているのは「マリカの槌」です。ずっとこれを使ってみたくて、でも信仰の数値が足りずあきらめていたんだけどラスボスを倒したいま、はじめて「生まれ直し」をしてステ振り直しをした。黄金律ラダゴンが使っていた槌。かっこいい。とくに戦技が最高にイカしている。たくさんの敵にかこまれたときなんかに大活躍してくれそう。DLCではまだ探索しきれていないエリアが残っているので今後はいろんな武器を使いながらのんびりプレイしていく予定です。
ラスボス撃破までの動画。なんとか思い出に残すことができてよかった。