千秋公園

お出かけ

うっすらと雪がかかる晴れた千秋公園

今年最後の休日はいつも通り千秋公園のお散歩で締めくくった。スタバであずきフラペを飲んだあと、からっと晴れた青空をめいっぱいに浴びながらなかいち方面へと歩く。公園の入り口にはたくさんの鳩が集結しており、地面を突っついたり木の枝で休んだりバタバタと飛び立ったりしていた。

前回のこんもり積もったあの雪は、ここ数日の天気であっという間にとけてなくなってしまった。それでも朝だったせいか、夜に降った雪がうっすらと地面や東屋の屋根にかかっていた。この雪もきっとお昼までにはとけるのだろう。

年末だしこれだけの晴天ということもあり、いつもより人がちらほら目についた。走っている人やウォーキングしてる人、犬を連れて散歩している人が大半だけど、まれに夫婦の観光客(地図を見てたので)や部活の朝練?で集まっている学生たちも混ざっていた。たまにはこういうにぎやかな休日の朝もいいもんだなあ。

それにしても外は寒い。天気は清々しいほど晴れもようなんだけど、とにかく風が冷たくてカメラを持つ指の感覚がたまになくなってしまう。しっかりと手袋をはめてるんだけど、指ぬき機構なので人差し指と親指がハンパなく冷たい。シャッターボタンを押してるのかどうかさえわからなくなってくる。こういう時ってどうすればいいんだろう。ポケットにホッカイロでも忍ばせて、折をみて指を回復させればいいのかな? でもアウターの右ポケットにはスマホ、左ポケットにはカメラの予備バッテリーを入れてあるからホッカイロを忍ばせる余裕なんてない。いや、その気になれば入るんだけど熱源となるホッカイロと一緒にしまうのはなんか恐い。かといってスマホと予備バッテリーを一緒にするとスマホに傷がついちゃうし……。じゃあスマホと予備バッテリーをズボンのポケットに移し替えたらどうだろう? いやそれもダメだ。だってアウターがロングコートだしフロントをしっかりと閉めてるもんだからズボンのポケットへのアクセス性は最悪である。まいったな。これは冬の撮影における課題の一つにしておこう。

寒さと戦いながらも時間が正午に近づくにつれて気温が上昇し、僕の指はようやくまともに動きはじめた。太陽が完全なかたちで周囲を照らすもんだから、影がいつもよりくっきりと地面に張りついている。

氷と混ざりあった砂利道をざくざくと進みながら、木製の階段を登ったり坂をくだったり、時折シャッターを切ったりと、気がつけば2時間も公園内を歩きまわっていた。天気のいい日は時間が経つのも早いもんだ。はじめは指が冷たくてどうなるかと思ったが、後半はむしろ身体がぽかぽかして少し暑いくらいだった。

「人間は寒くても動いてればちゃんと温まるんだな」と、当たり前のことを忘れかけていたのかもしれない。とはいえ早朝の凍てつく寒さが広がる時間帯の方がいい写真を撮れるんだけどな。やっぱり指の課題はなんとかして解決しなくては……。

2019年はこの記事をもって終了です。いつも当ブログを読んでくださりありがとうございます。来年も気ままに更新してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。どうぞ良いお年をお迎えください。

鳩
並木道
太陽と東屋

本日のお散歩ソング
終わりで始まり – amazarashi

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