スタバで心と身体をあたためてから千秋公園まで歩く。けっこう青空が広がっていて冬なんだけどどこか気持ちいい。天気と人の気分ってたぶんリンクしてると思う。8時をまわっていたので駅前も少しだけにぎわい始めていた。それにしてもインナーをロンTだけにしたせいか、とんでもなく寒い。アウターの裏が起毛っぽくなっていたので大丈夫かなと思ったんだけど、完全に間違えてしまった。あとロンTといってもヒートテックだったのでそれも過信しすぎたみたい。せめてスウェットも一緒に着るべきだった。まあ今回の反省を次に活かそう。それから手も冷たすぎてツライ。この日はカメラを持ちながら散歩していたのでポケットに手をつっこめなかったんだよね。こちらも次は手袋を忘れないようにしなきゃ。冬支度っていろいろ大変だな……。
千秋公園ではあちこちでうっすらと雪がかかっていた。朝だから夜に降った雪がまだ溶けてなかったんだろう。アスファルトに落ちる雪は溶けやすいんだけど、土とか草とか自然の上につもった雪って溶けにくい印象を受ける。なんでだろう、アスファルトの方が冷たくて溶けなそうなんだけどな。
ところどころ紅葉がまだねばっている木があった。ちょうど朝日が差しこむと色づいた葉がキラキラと光る。すごくきれい。思わずファインダーをのぞいてたくさんシャッターを切ってしまう。EVFとはいえさすがに太陽を見すぎると目がきつい。たぶん見ちゃいけないので気をつけてはいるんだけど、どうしても撮りたくなるんだよな。今後のことも考えると、僕はもっとライブビューを活用した方がいいのかもしれない。来年はライブビューでたくさん撮影してみよう(今年はまあいいや)。
被写体を探しながら歩いていると、冬にもかかわらず意外と多くの花が咲いていた。名前はどれもさっぱりわからないけど(アヤメだけ知ってた)だいたい小さな花が多かった。紫陽花はすっかり干からびていた。お堀には数匹のカモがマイペースに泳いでいて、たまに水中に潜って(おしりだけ水面に残して)みたり、朽ちてしまった蓮をつっついてみたり、じっと止まって休憩?したりしていた。こういうのんびりした生き方に憧れてしまう。いや、僕の人生もわりとのんびりしている方か。
いつも1時間くらい散歩するんだけど、この日はカメラを持っていたので2時間くらいぶらぶら歩いた。冷えきった手も歩いていればあたたかくなってくる。まあ太陽がのぼったせいもあると思うが。
散歩をし終わったあとはデパートに行ってお買いもの。でも目的のろく助の塩が残念ながら売り切れていた。柚の味はあったんだけど、僕はふつうのタイプが欲しかったのだ。まあ柚も季節感があってよさそうではあったが。お昼には自宅にもどっていつもどおりの食事をする。休日だけどここだけ切りとると平日と何ひとつ変わらない。そんな休日もたまにはいいだろう。僕は散歩とカフェさえ行ければだいたい満足なのだ。あとはお正月にどこかへ旅行できれば万々歳なんだけどな……。さてさて、どうなることやら。