NINA'S

お出かけ

NINA’S

ミッドタウン日比谷あたりを歩いているとビルの2階にゴディバカフェを発見し、ちょっと気になったので行ってみることにした。ゴディバのチョコレートはたまに食べるけどちゃんとしたカフェって入ったことがなかった。そういえばむかし映画館でゴディバのドリンクが売られていたっけ。あんな感じのやつをまた飲みたいなあと店のまえに到着すると残念ながら開店が11時からだった。あと30分くらい待てばその時刻になるのだが、ちょっと歩き疲れてもいたのですぐそばにあるNINA’Sという紅茶屋さん?のカフェにした。なかなかこういうメルヘンというか中世の貴族的というか、そういう格調高いカフェに入る機会が少ないのでとても新鮮だ。真っ赤なソファや煌びやかな照明器具や気品あふれるレースカーテンなど細部までぬかりなく、そのような世界観で統一されている。もう気持ちのいいくらいそういう世界観にふりきった空間で感動してしまった。僕はおもわず「異世界転生でもしちゃったかな?」と現実を目のまえにして、なにが現実なのかよくわからなくなった。でも席につき窓の外に目をやると皇居だったりペニンシュラだったり道路を走行する車両だったりそういう光景が繰り広げられていて「ああ、やっぱりここは現代なのだな」とホッとした。メニューを開くとさすがは紅茶専門店だけありたくさんの紅茶の種類が用意されている。そのなかにはアールグレイやダージリンなどなじみ深い名も連なっているが8割くらいはさっぱりわからなかった。でも名前の下に味の詳細が書かれていたおかげでそれがどのような紅茶なのかを知ることができた。いろいろ迷ったあげく、けっきょく一番上にある「ヴァンドーム マリー・アントワネット ティー」にした。おそらくこれが定番であり王道であり自信作なのだろう。ちなみにこのヴァンドームシリーズは最上等級(OPI)のセイロン茶葉にナチュラルで上質なフレーバーをあわせたラグジュアリーラインらしい。こういう高級な紅茶を飲むなんていつぶりだろう。そもそも僕はカフェではコーヒーしか飲まないから紅茶自体を店で飲むという習慣がない。でもこうして紅茶の世界に身をおくと、紅茶の沼にハマる人の気持ちもわかる気がする。その日の気分だったり体調だったり天気や時間帯だったりにあわせて紅茶をセレクトできるとすてきだろうなと思った。僕はふと「自宅で紅茶を飲んだときってあったかな?」と記憶をたどってみたところ、夜にカモミールティーを飲んだくらいしか思い出せなかった。あとは最近だとよもぎ茶だけど、それはまた世界観が違う気がする。まあ同じ「茶葉」の仲間ではあるけれど……。銀色のお盆にのせられたヴァンドーム マリー・アントワネット ティーが運ばれてくる。上品なピンクと白で統一されたティーカップとティーポットが美しい。スプーンがゴールドという配色もラグジュアリー感を高めてくれて気分が上がる。さっそく紅茶をカップに注いでみる。ポットのふたが落ちるかと思い、片手でおさえていたけど持ち手のつけ根がフックの役割を果たしているらしく、たぶんおさえなくても大丈夫かもしれない(でも万が一を考えて終始おさえていた)。カップから漂う紅茶の香りがすばらしかった。これほどエモーショナルな香りを体験したのは初めてかもしれない。もちろん味も一級品です。ヴァンドーム マリー・アントワネット ティーはオリジナル マリー・アントワネット ティーよりも口に含んだときに風味がより強く感じるのが特徴らしく、いつかオリジナルの方も飲んでみたいと思った。でもたくさん種類があるからつぎはまた全然違うタイプの紅茶を注文するんだろうな。ところで入店してから知ったのだけど、ここ日比谷のNINA’Sは今年の3月16日にオープンしたらしい。ということはまだそれほど認知されてるわけでもなく、だからこんなに空いていたのかと納得した(開店直後という時間帯もあるだろうけど)。紅茶好きには今まさに穴場スポットかもしれない。いやそもそも紅茶好きならすでに既知の、なんなら常識ともいえる情報なのかもな。まあいずれにせよ紅茶という新しい世界のとびらを開くことができて楽しかった。NINA’Sのあとにゴディバカフェをはしごするなんて欲張りルートもよさそうだ。だいぶお腹がたっぷたぷになると思うけど。

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