いつもどおり千秋公園を散歩してきた。桜が終わりツツジの季節がやってきたのでさっそくEOS R + RF35mmを持って向かったんだけど、あいにくのお天気だったので結局ほとんどiPhone 11 Proで撮るはめになった。でもiPhone片手にスナップは軽快だし気軽だし思いのほか没頭できた。小雨程度なら全然へっちゃらで、濡れてもそのままポケットにつっこめば水滴もとれて一石二鳥。ハードな撮影もなんなくこなせるすごいカメラだなとあらためて実感した。超広角・標準・望遠とレンズも3つ付いてるし、露出の調整もしやすい(純正のカメラアプリを使用)。なんかもうカメラはこれでいいんじゃないかと思わずにはいられなかった。
千秋公園の桜はすっかり緑の葉でおおわれていたけど、たまにピンク色をした桜のような花がぎっしりと咲いていたり、ツツジがあちこちに鮮やかに色づいていたり、黄色やら白やら名前の知らない花々がたくさん咲いていたりと春らしい光景がいまもなお続いていた。
来月には紫陽花もいっぱい咲きそうだな、なんてことを考えていると梅雨空のような天気も楽しくなってくる。でもさすがに上着がびしょびしょなのはちょっと不快。あとで梅雨用に防水性の高いパッカブル仕様のアウターでも買おうかな。雨の日の散歩と撮影をもう少し快適にする必要性を感じた。いまの僕の持ちものは、あまりにも晴れ仕様すぎるのだ。できることならバッグも雨に強いものに変えたい。でもそうするとなかなか好きなデザインのものがないんだよな……。あ、でもレインカバーっていう手もあるな。これならお気に入りのバッグを濡らさずに済むし一年をとおして使うことができる。あとはLレンズを一本買っておけばいまのRF35mmよりは雨に強くなるだろう。そしたら今日みたいな日でも気兼ねなくEOS Rで撮影できそうだ。
梅雨支度の妄想を楽しみながら、僕は小雨が降る千秋公園の散歩をゆっくりと楽しんだ。