Lightroomで写真を選別している時によく迷ってしまうのが「ディスクから削減」と「除去」の違い。覚えている時はいいんですけど、たまにど忘れしてしまって「どっちだったけ?」ってなることが多いです。
元データを削減するかカタログからのみ削減するか
写真を削減する場合はライブラリモジュールで削減したい写真を選択して右クリックから「写真を削減…」を選択します。またはdeleteキー(Macの場合)を押します。(Windowsの場合はBackspaceキーです。)
すると「選択したマスター写真をディスクから削除しますか、またはLightroom からのみ除去しますか?」というメッセージが表示されます。
その下には「削減すると、ファイルが Finder のゴミ箱に移動し、Lightroom から削減されます。」と書かれています。
両者の違いを簡単に説明すると、カタログから削減すると共に元データも一緒に削減するか、もしくはカタログ内からだけ削減するかのどちらかになります。
「ディスクから削減」で元データも削減され、「除去」でカタログからのみ削減されます。
ちなみにアドビの公式ページには次のように書かれています。
- 除去 写真をカタログから除去しますが、「ごみ箱」(Windows)または「ゴミ箱」(Mac OS)には送りません。
- ディスクから削除 写真をカタログから除去し、「ごみ箱」(Windows)または「ゴミ箱」(Mac OS)に送ります。
というわけで、手っ取り早く元データごと削減したい場合は「ディスクから削減」を選択して、とりあえず元データは残したままにしてカタログ内から削減する場合は「除去」を選択すればOKです。