普段どちらかといえば深煎りや苦味寄りのコーヒーをよく飲む傾向があるんだけど、今回はおそらくスタバで最も酸味が強いとされる「ウィローブレンド」を購入した。たまにはこういう軽やかなコーヒーを朝にさらっと飲むのもいいかなと思ったからだ。
willowってどういう意味だろうと気になり調べてみたら「柳」という意味だった。なるほど。柳の木ってやわらかい枝がたれ下がり、風でふわふわ揺れているイメージ。そんな軽やかな味わいを表現しているんだろう。実際に飲んでみるとあざやかな酸味がとても心地よくてなかなか新鮮な朝をむかえられた。カーテン越しからやわらかな日の光が差しこんで……。なんていう光景を期待したが、残念ながら外は雪で荒れていた。軽やかな味わいは重い気持ちになりがちな月曜日の朝なんかにいいんじゃないかな。
シトラスもわずかに感じられるので、あざやかであり軽やかであり、それでいて深みのあるさわやかな後味に仕上がっている。この日はいつもどおりネルで淹れたんだけど、あえてふつうのペーパーフィルターで気軽に飲むのもいいなと思った。次はペーパーフィルターで淹れてみようっと。フードとのペアリングに関しては、フルーツのさわやかな酸味がアクセントになるようなケーキやヨーグルトと相性がいいみたい。千疋屋のフルーツサンドイッチなんかと一緒にあわせてみたいなあ。