スタバで心と身体を癒したあとは毎週恒例のお散歩タイム。といっても猛烈にふぶいていてこんななか散歩しようと（さらに写真も撮ろうと）している人は僕くらいなもんだ。事実、公園を歩いている人はほとんどいなかった。もちろんカメラをぶら下げている人なんて皆無である。工事現場に立っている人がもの珍しそうにこちらを見ていた。
歩いているだけでカメラが雪まみれになるくらいの大雪だった。あまりにもカメラがびしょびしょになり「これはマズイ」と思い一度バッグにしまうのだが、白銀の世界に魅了されてふたたびバッグからカメラを取りだす。とりあえずアウターでカメラを覆い、さっと撮ってさっと隠す、なんてことを繰り返しながらふぶきのなかを撮影した。もうカメラがいつ壊れてもおかしくない状況だったが、それでもなんとか散歩を終えるまで無事だった。2、3回ファインダーがバグってたけど（パチパチっと暗くなったり白くなったりした）。とりあえずEOS R6、お疲れさん。買ったばかりだというのにいきなり無茶しすぎてごめんよ。もっと大事にしなくちゃな……。と思うけど、どうせまたこんな状況で撮りに出かけるんだろう（だって撮りたいじゃん）。
お堀や池には頑丈な氷がはられていた。噴水のまわりにも氷やつららががっしりとはりついていて、なんだかカオスな光景だった。カモはまだ氷がはってないわずかなスペースで少し窮屈そうに泳いでいた。全部凍ったらどこへ移動するんだろう？
雪は後半には止んで、ようやく歩きやすく（写真も撮りやすく）なった。空はどんより曇っていたけど、あの大雪に比べればもはや僕にとっては晴れみたいなものだ。寒さで失いかけていた指の感覚もやっと戻ってきた。前回の反省をふまえ、ちゃんと手袋をはめてきたのだが、それでもあまりの寒さに指がまともに動かなかった。カメラ操作もままならないので次はホッカイロでも持ってこようかな。そういえばモバイルバッテリー機能がついた充電式カイロも最近よく耳にする。そういうのを買ってみるのもアリかもなあと思いながら、なんとか過酷な散歩を終えたのでした。
