このまえ買ったセイコー珈琲がきれかけていたので(その後のスタバのハウスブレンドやスプリングシーズンブレンドもなくなった)新しいコーヒー豆を購入した。たまにはまだ飲んだことがない種類でも試してみるかと今回はユニカフェのベーシックブレンドをチョイス。ベーシックと書かれているからたぶん定番商品なのだろう。銀色のシンプルなパッケージが印象的だった。あと量が500gとこちらもなかなかめずらしい。1kgだと多すぎる、でも250gだと足りない。そんな人にはぴったりな量ではないでしょうか。さっそく開封してみるとコーヒーの香りがプーンと漂ってきていい気分になる。密閉ビンにうつしてから豆をしげしげと見つめてみるとけっこう艶感があってみずみずしい。今度はミルに投入してからごりごりと豆を挽いていく。艶がある豆はやわらかい印象だがこちらはしっかりと手応えのある挽きごこちだった。淹れたてのコーヒーをひとくち飲んでみるとキリッとした苦味が口のなかに広がる。酸味が少なめで目覚めの朝にはちょうどいいバランスを有していた。ただ飲んでいくうちに舌がなじむのかまろやかさを帯びてくる。時間の経過とともに味も心もおだやかに変化していくさまは、これから仕事で家をでる人間にとってはいささか酷なような気がした。味も上出来だし量も500gとたっぷり入っているのに価格は1,186円(購入時)とめちゃくちゃコスパに優れているのもこのコーヒーの魅力です。ここ数カ月、午前だけではなく午後にもコーヒーを淹れるようになったのでとにかく豆を使う量がハンパない。いまはまだビンの中がパンパンにつまっているが、月末にもなればまただいぶ減っているのだろうな。まあそんなことより花粉症のせいでコーヒーの香りが半減しちゃってるのが悲しい。はやく正常にもどってほしいのだけど、マジでこれいつになるんだろう……。