シンプルさを極めた卵型のフォルムが目をひく、シャネルのハンドクリーム「ラ クレーム マン リッシュ」を購入しました。公式サイトには「ラ クレーム マン」と「ラ クレーム マン リッシュ」の2種類があり、どちらにしようか迷いましたが、どうやら去年の9月にアップデートされたものが「ラ クレーム マン リッシュ」みたいですね。というわけで、今回はこちらをチョイスしてみました。
ころんとした美しいデザインは、手に持った瞬間からすでに愛着がわきはじめるレベルです。サイズがわりと大きめだったのは意外でしたが、これはこれでたっぷり使えるのでうれしい誤算。
どこか卵殻膜を彷彿とさせる薄くてやわらかいキャップは、軽くひねると「つるんっ」と外れてきます。そしてそのまま本体を押すとクリームが出てくる仕組みです。少量しか出ないのでつけすぎる心配がなく、使用後も本体の美しいフォルムはしっかりと維持されます。
クリームは塗った直後でもベタつくことはなく、すべすべ&サラサラです。PCのキーボードをガンガン入力しても気になりません。実際いまも塗ったあとにこの文章を書いています(笑)。さらりとしながらもしっかり保湿されるという「相反する要素」を、ここまでうまく融合できるものかと驚きでいっぱいです。それでいて気品ある香りにも癒される。何ひとつ隙をあたえてくれません。
「ハンドクリームの完成形がここにある」といっても過言ではなく、これに不満をもつ人はいないのではないでしょうか? まあ価格には目をつぶりたくなりますが(苦笑)。
ともあれ、肌身はなさず携帯したくなるデザインは毎日使いたくなる要素のひとつになりますし、それは乾燥から手肌を守るという意味においてはとても重要なことのはず。どうせなら使っていてテンションが上がるものがいいですからね。
さて、塗ってから2時間ほど経過しましたがいまだ香りは消えません。どうやら香りの持続性も優秀なようです(保湿の持続性は言わずもがな)。