Kindle Oasis

買いもの

読書しかできない制約は、就寝前には都合がいい。帰ってきた「Kindle Oasis」

2019年7月24日に発売されたKindle Oasis(第10世代)を今さらながら購入した。実は前モデルも持っていたんだけど、旅行の時にどこかへ置き忘れてしまい、それ以来ずっとKindle端末なしの生活を送っていた。ぼくは毎晩ベッドに入ってから30分ほど読書する習慣があるんだけど、やっぱりiPhoneだと画面が小さいし、ネットサーフィンなんかもできちゃうせいかどうにも落ちつかない。Kindle端末のように「読書しかできない」という制約があった方が、就寝前には都合がいい。そんなことから、Kindle Oasisは自分にとって必須デバイスだったんだなあとiPhoneオンリー生活をしてみてつくづく感じた。おかえり、Kindle Oasis。ちなみに容量は32GBの方で、広告なし、Wi-Fi + 無料4Gのモデルになる。

Kindle Paperwhiteも安価でいいんだけど、Kindle Oasisの物理ボタンをいちど使ったら、もう戻れなくなってしまった。片手で持ちやすいし、そのままポチポチするだけでページを繰ったりできるのは快適であると同時になんか楽しい。親指を定位置から動かさずに済むのでコンテンツにも集中しやすい。もちろん端末を180°回転させればコンテンツもしっかりついてくる。だから右手が疲れたら左手へ、左手が疲れたら右手へと持ち替えることだってできちゃうんだ(まあこれはiPhoneも同じだけど)。

でも7インチっていうサイズ感は、文庫本やコミック本に近くてなんだか愛着感がわきやすい。漫画なんかも読みやすくて、そういう面でもiPhoneと棲み分けしやすい存在といえるのではないだろうか。

新しく追加された機能には色調調節ライトがある。ホワイトからアンバーへ調節できる機能なんだけど、これがまた夜の読書によりいっそう貢献してくれる。暖かみのあるアンバーは暗い部屋に最高だし、ホワイトは明るい部屋や屋外に最適だ。シーンに応じて色調を変えられるなんて、ほんと成長したんだね。

それから防水性能に関してもIPX8という防水等級に対応しているので水がかかってもバスタブに落としてもへっちゃらだ。なんでも水深2mの真水に最大60分まで耐えられるそうな。まあそんなことはしないけど、お風呂やビーチで気兼ねなく本を読めるのはうれしい限りである。でもぼくは純正のレザーカバーを装着しちゃったから、どのみちお風呂には持っていかないかな。いちいち取り外すのはめんどうだし、そもそもお風呂にはいつもiPhoneを持って行きたくなるんだよね。湯船に浸かってると頭を使いたくないせいか、今ではメールやニュースに目をとおす時間になってしまってる。まあどうせ15分くらいだし、本を読むにしてもきりのいいところで終われなそうだしな……。

ともあれ、Kindle Oasisの出番は実際かなり多くて、新幹線や飛行機での移動だったりカフェや空港のラウンジだったり、時間的な余裕がある時には7インチ端末ってちょうどいいと思う。鞄へのおさまりもよく、軽量で機動力を損なう心配もない。

「Kindleのコンテンツしか見れない」というデメリットはあるものの、視点を変えればそれがメリットにもなるものだ。情報過多の時代だからこそ、こういうものが求められていくような気がする。

「自分は自由だと宣言したとたん、人は制約を感じるものだ。むしろ、自分は制約されていると宣言すると、自由であることが感じられる」(格言と反省)

文庫 絶望名人カフカ×希望名人ゲーテ:文豪の名言対決(草思社文庫)

Kindle Oasis(第10世代)

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