先日購入したRX100M6の試し撮りをするために、今回は千秋公園や秋田駅周辺を撮影してきました。ちょうど大きな寒波が来ていたこともあり、朝から氷点下でめちゃくちゃ寒かったです……。道路はツルツルで足場は悪く、手袋を買い忘れてカメラ操作もままならず、初日からハードな撮影になってしまいました。
ただ長時間撮影するなかで、やはり24-200mmという焦点距離は動きづらい状況下ではとても強力な武器になるなと感じました。雪が積もっている場所や足場が滑りやすい場所では、無理して被写体に近づかなくてもズームして距離を詰めれるのでかなり助かります。従来よりもレンズが暗くなってしまったことを心配していましたが、このサイズで200mmまで使える利便性の高さを一度享受してしまったらもう多少レンズが暗くても24-70mmの頃には戻れないかもしれません。
電源を入れてからの起動も速いし、ポップアップ式のEVFもワンプッシュで使えるようになったのでシャッターチャンスにも強くなりました。ただ、何度かフォーカスエリアが画面の端の方にセットされていて(フレキシブルスポットSの設定にしています)、なんでだろう?と不思議に思っていましたが、たぶんシャッターを構えたときに鼻の先がタッチパネルに当たったせいかもしれません。これが発生するたびにいちいち中央に戻さなければならないので、この点がめんどくさかったです。とはいえ、タッチパネルから好きな位置へフォーカスエリアをセットできるのはとても便利ですね。三脚にセットしたときや動画撮影ではかなり役立つと思います。
それから個人的に超重要な機能であるAEロック(露出固定)ですが、これはカスタムキーで中央ボタンにセットしました。名称は「再押しAEL」になります。撮影しているとどうしても「そこじゃない」というシーンに出くわすので、そういうときは自分の好きな位置で測光してあげる(ピントを合わせて中央ボタンを押すだけ)ことで理想の露出に固定できます。
とまあこんな感じで特に大きな問題もなく、楽しく(寒かったけど)撮影できました。RX100M6のひんやりする金属の質感が氷点下のせいでさらに冷たくなり、凍らないか心配でしたが最後までしっかり動作してくれてよかったです。とりあえず、今回の反省点はカメラマングローブを買い忘れていたことだったので、速攻でポチっておきました。また届いたらそちらもレビューしたいと思います。
追記:Grip Hot Shot IIIを購入しました。