先日購入したソニーのRX100M7をさっそく持ちだしてお散歩してきた。いつもどおりスタバで朝食をとったあとに。気温は先週に引きつづき、というか先週よりも暑くて厳しかったが、その暑さのせいか公園内には人の姿がこれまた先週よりも少なくてびっくりした。いつも朝の時間帯はそれなりにウォーキングやランニングに精をだしている人をみかけるが、ここまで暑いとみんな外出をひかえるみたい。ちなみに散歩を終えて車内の外気温をみてみると39度に達していた。さすがにこの数値はおかしいが、いずれにせよ35度はあったように思う。まあそれはさておき、千秋公園の蓮の花はあいかわらずまだきれいに咲いていてRX100M7の24-200mmという焦点距離がおおいに役立った。正直200mmでも足りないシーンが何度かあったけど、それにしてもこのサイズで200mmまでいけること自体がすごいことだし、この利便性をいちど享受してしまうとほかのカメラが使えなくなりそうでちょっとこわい。まあそのくらい最高のカメラでした。たしかに体感ではあるがRX100M6よりもAF精度が向上しているようにも思う。とにかく「ピピッ」と一瞬でねらった被写体にピントがあってくれるからリズムよく撮影を楽しめる。もう暑さなんか忘れてあちこち夢中で写真を撮っていた。途中オニヤンマが飛行しておりがんばってEVFで追いかけてみたけど、さすがにピントをあわせるのは無謀すぎた(いつもAFエリアはフレキシブルSにしているので)。いちおう写真におさめることはできたのだが動体への設定の仕方をいままで放棄していたのでこのあたりはちゃんと勉強しておかなきゃダメだなと反省。でも動体に出くわしたときにとっさにそういう設定に変更できるのだろうか……。この日はセミの抜けがらをあちこちで大量にみかけた。ある樹木には10匹以上の抜けがらがくっついていてちょっとおぞましい光景だった。まあ夏の風物詩といえばそうなのだが、さすがに一本の木にここまで抜けがらがくっついていると引いてしまう。でも一匹一匹をまじまじとみると抜けがらといえど、どこか生命の残香を感じずにはいられない。いまごろこれらのセミは僕の上空を飛んでいるのだろうか。はたまた役目を終えてかえるべき場所へとかえって行ったのだろうか。それはわからなけれど、少なくとも希望とか使命とかを抱いて羽ばたいていったことは確かだろうと、遠くにみえる街並みを眺めながら思った。胡月池の噴水にはこの日も虹がきれいにかかっていた。最近は休日に晴れる率が多くてうれしい。日差しは強くて大変だけど、やっぱり夏の青空のもとを歩くのは気持ちがいい。慣れないビーサンで一時間以上歩いたおかげで足に血豆ができてしまった。まあでもそのぶん足が涼しかったから良しとしよう。足がビーサンに慣れるころ、たぶん夏が終わるんだろうな。