先日、WordPressのアップグレードがあったので後でやろう思っていたら自動で更新されてしまいました。特に不満はないんですが、ちょっと気になったので調べてみたところ、どうやらWordPress 3.7で自動バックグラウンド更新機能が実装されていたみたいです。
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自動更新の有効・無効
自動バックグラウンド更新機能が実装された理由としては2つあり、セキュリティ強化とメンテナンス向上を目的にしているとのこと。
そしてWordPressには以下の4種類の自動更新機能があります。
- コアファイル更新
- プラグイン更新
- テーマ更新
- 翻訳ファイル更新
この中で、自動更新がデフォルトで設定されているのが翻訳ファイルです。
さらに、コアファイル更新については以下の3種類に分類されます。
- コアの開発版更新(「ブリーディング・エッジ」)
- コアのマイナー更新。メンテナンス・セキュリティリリース
- コアのメジャーリリース更新
この中ではコアのマイナー更新がデフォルトで自動更新に設定されています。
なので、ここでまず押さえておきたいポイントは、デフォルトで自動更新が設定されているのは「翻訳ファイル」と「コアのマイナー更新」の2つが対象になっているということです。
自動更新を全部停止にするには?
なんか自動更新が気に食わないのでとりあえず全部停止したいという場合はwp-config.phpに以下を記述すれば止めることができます。
define( 'AUTOMATIC_UPDATER_DISABLED', true );
ただし、WordPress側でセキュリティ強化などといった明確な目的があるので、通常はデフォルトのままにしておいた方がよさそうですね。
ちなみに、各項目の有効・無効の設定のやり方は以下のWordPress Codexのページに載っているので気になる方は一度目を通しておくといいかと思います。
自動バックグラウンド更新の設定 – WordPress Codex 日本語版