風呂あがりにサンペレグリノを飲みながら夜のひとときを過ごすのが日課になっている。でもさすがに何年もおなじ炭酸水を飲みつづけるのは飽きる、まではいかないけれど「もっと俺の知らない世界があるんじゃないか」という探究心が芽生えてくるわけで、そのような理由から新しい炭酸水をこのたび購入するにいたった。サンペレグリノがイタリアだから今度は自分が住んでる日本の水をチョイスしようと探しまわり「山崎の水」にたどりついた。京都にある天王山の麓、山崎はむかしから名水の里として知られており、あの千利休もここに「山崎屋敷」をかまえていたそうな(そして山崎の水で茶をたてていた)。そんな歴史ある名水をさっそくAmazonでポチり、1週間くらいまえに到着してからというもの毎日おいしくいただいている。ほのかな甘みが口のなかにシュワシュワと広がり体内にすうっと浸透していく。とてもクリアで上品な味わいにハマってしまった。またビンの容器もびっくりするくらいおしゃれで飲み終わってから捨てるのがもったいないくらい。どこかのバーの棚とかに飾られていてもおかしくはない気品を感じさせる佇まいです。ただ僕が購入したのは330mlのもので、いつも飲んでるサンペレグリノにくらべると(こちらは750ml)半分以下。そんなわけであっという間になくなっちゃうのがたまにきずです。もう完全に750mlの量にからだが慣れちゃったので、けっきょく毎晩のおともにはサンペレグリノにもどりそうだけど、新しい発見ができてそれはそれで楽しかった。ちなみに僕が購入した山崎の水は「発泡」タイプで、ほかにも「微発泡」が販売されている。発泡は予想していたよりも強くてサンペレグリノよりもシュワシュワしてました。つぎは微発泡も試してみたい。山崎の水は量的にそんなに多くないから寝起きの(目覚めの)一本とかにいいかもしれないなと思った。で、夜はサンペレグリノを飲みながらだらだら過ごす。そんな棲みわけが僕にはあってる気がする。