スタバでコーヒー豆を買うために商品棚へ足をはこぶとカフェベロナが大々的に売られていて「ああ今はこれが旬なんだな」と察知して1袋手にとりレジで会計をする。あとから公式サイトで調べてみたらたしかに「季節のおすすめ」にカフェベロナが掲載されていた。でも前からあるしどうしていまごろになって推すんだろうと疑問に思ったが、どうやらこの豆はチョコレートと相性がいいらしい。なるほど、バレンタインの2月だからこそあらためて最前線に立たされたわけか。手もとのカフェベロナに目をうつすと、なんだかいきなり責任重大な役割をまわされ疲れきった様子だった。ちょっと気の毒そうだけど、いつかはそういう役割もまわってくるものさ。僕はふとワンピースでペドロがロジャーに言われた「人には必ず出番ってものはあるんだ」という言葉を思いだした(まあペドロはその出番を待ち望んでいた側だけど)。いずれにせよ前回のエルサルバドルが酸味寄りだったこともあり今回は苦味にふった豆を買いたかったからタイムリーだった。カフェベロナはダークココアのような余韻に浸りたくなる味わいで僕の好きな豆上位に入る一品です。もう何度も飲んでるはずだけど、なぜかまだブログに書いていなかった(すでに既出だと思っていた)。パッケージもどこかチョコレートを彷彿とさせ、ほどよくあしらわれた赤とも紫ともとれぬ色合いの三角模様もセンスがいい。せっかくだから次はアーモンドチョコレートでも添えながら一緒にいただこうかしら。とりあえず本日は単品で飲みました。じっくりローストされたコーヒーの丸みのある旨みが口の中にじわりと広がり心が安らぐ。窓から外を眺めると雪がきれいな舞い方をしていた。冬はあと一カ月くらいだろうか。