コーヒー豆がなくなりつつあるというのになかなかスタバに行けないもんだから仕方なくAmazonで購入した。3年くらいまえまでカークランドのスタバのハウスブレンドをよく購入してたけど(どうしてカークランドと一緒なんだろう?)ここ最近はふつうの、スタバ単体でだしているハウスブレンドを選んでいる。カークランドの豆もおいしいしそちらでもべつにかまわないんだけど僕にはいささか量が多すぎるので(いま調べてみたら907g入ってました)ちょうどいい250gのスタバのハウスブレンドをチョイスしています。ただこのハウスブレンドも店舗で売っているものとパッケージがぜんぜん違うんだよな。さすがに味まで差があることはないと思うけど。いちおうパッケージの側面には「1971年に私たちが初めて作ったこのブレンドは、誕生以来、今なお愛され続けている、私たちの原点です。」と書かれている。「原点」と謳っているくらいだから店舗で売られているハウスブレンドもきっと同じ味だろう。深いコクとほどよい酸味、陶酔しそうになる快い風味。ある意味僕にとってもこの味は原点かもしれない。というのも僕がカフェにハマったきっかけは、とある素敵な街にあるスタバだったからだ。僕は当時その街(よりも少し離れていたけど)で働いていて休日になるとよく朝からせっせとスタバに出向いて優雅にコーヒーを楽しんでいた。スタバに飽きると今度はそばにある上島珈琲店に入り黒糖のアイスコーヒーで疲れたカラダを癒す。さらにそのあとは電車で2駅となりの街へ行き、今度はサンマルクでチョコクロなんかを食べながら優雅に……と、そんなカフェ三昧な日々を過ごしたっけな。なんの話? そうそう、ハウスブレンドだ。まあそんなわけでこのハウスブレンドの味とスタバの空間のおかげで僕は、ある種の新しい世界へと導きだされたのだった。