EOS RとRF35mmを買ったはいいけれど、どうやってこれを持ち運ぼうかと考えると何気に悩む。このためにカメラバッグを新調するのも悪くないけどなかなか気に入ったカメラバッグって見つからない。なので、だったら普段使っているバッグに入れて持ち歩くのが賢明だし自然だしコスト面からみてもいい。ただそのままバッグに突っ込むのはリスキーすぎるので、せめてインナーバッグくらいは用意しようと思った。
ちょうどハクバのサイトを見てたらChululu(チュルル)の「ホリデイ インナーポーチ M」なるものが目に飛び込んできた。「ミラーレス一眼の収納に最適」と書かれてある。おお、まさに僕が希望していたアイテムだ。デザインも悪くない。インナーバッグって地味なものが多いけど、これはカラバリが豊富でおしゃれである。鮮やかなカラーリングもいくつかあり、なんだか撮影するときにテンションを上げてくれそうな雰囲気だ。ただ僕の場合、現地に着くとついテンションが上がりすぎて鞄の中がぐちゃぐちゃになったまま出撃してしまう。そういうのを少しばかり抑える意味でもクールな「スティールブルー」を選んでみた。これならバッグを開けたときに少しは冷静さを取り戻せるかもしれない。
あとはEOS RにRF35mmを装着した状態でこのポーチに収まるかどうかが唯一の懸念材料だった。でもそんなのは買ってみなきゃわからない。まあダメだったらRX100M6やバッテリー類なんかを入れればいいやと考え、僕は購入ボタンをポチッと押した。
到着するやいなやカメラを持ってきて早速ポーチの中に入れてみる。意外とすんなり収まった。いささか入口が狭い気もするが、それでもうまい具合に収まってくれている。カメラを横(グリップを上に向けた状態)にすると出し入れがスムーズになるので、現在はこんな感じで運用中。
生地もしっかりしているしクッション性もばっちりだ。何よりこの目が覚めるようなブルー、いい感じです。底は合皮になってるんだけど、ふかふかしてて丈夫そう。バッグから取り出してそのまま地面の上なんかに置いといても安心できる。多少ぬれた芝生の上でも大丈夫なんじゃないかな?
サイドハンドル付きなのでバッグから引っ張りだしやすいのも地味に便利だ。それから背面にはポケットが付いていてレンズキャップやスマホなんかを入れられる。チャックやボタンなどがないぶん気軽に収納できるのがいい。カメラを取り出すと同時にレンズキャップを外してそのまま背面ポケットにインすれば一連の流れを止めることなく撮影にいどめる。実に使いやすいインナーポーチだ。
マスタードやレッドなんかも鮮やかで楽しそうな雰囲気である。色違いでそろえておき、その日の気分でポーチを変えるなんて使い方も悪くないなと思った。いずれにせよEOS RとRF35mmがばっちり収まったので、僕はほっと胸をなでおろしたのであった。