先日とある林のなかを散歩していて、ふと「たまには走ってみるか」と軽いジョギングをしていたら(たまにこういう衝動に駆られるときがある)階段の下りで盛大に、華麗に転んでしまった。それはもう気持ちのいい転びっぷりで地面に背中からスットーンと落っこちた。べつに痛くはなかったんだけどなんだかひさしぶりの不思議な感覚を味わえた。でもよく考えてみたら毎年冬になると1回は転んでるかも(一番多いのは駐車場)。で、そのままぼんやりと空を見上げていたらなんだかおかしくなってきて一人で失笑してしまった。誰もいない林のなかで自分はいったい何をやってるんだろうという思いが湧きあがる。そもそもなぜ転んだのかというとその日は雪がつもっていて階段(木と土でつくられた簡易的なもの)にも雪や落ち葉がたくさんあり段差がほとんどない(ただの坂道のように)状態だった。ここを無理に下るもんだからそりゃ転ぶよなとあとになって思う。たいらな道ではそうそう転ばないけれど、やはり坂道や階段あるいはカーブなんかには細心の注意をはらわないといけないなと反省。とくに雪がつもっている日は無理に走ることもないだろう。へたにケガでもしたら日常の散歩すらままならなくなるし、最悪仕事にも支障をきたしてしまいかねない。ひさしぶりの雪道にもかかわらず完全に油断していた。それでもちょうど階段の平板なところに背中が落ちたので大きなケガにつながらなくてよかった。ただ翌朝目覚めたらなぜか胸が苦しかった。背中を打ったのに胸が苦しいなんていったいどういうことだろう。転んだのが原因か、それとも単に寝相が悪かったのか(起きたときはふつうに横をむいていた)僕にはよくわからない。とりあえず雪道でも絶対にすべらない靴がほしいです……。