先日は朝からだいぶ寒かった。くっきりとした白い息に地面には霜が降りていて、張りつめた冬の空気があたりに満ちていた。もう上下にヒートテックを仕込んでいるというのにそれでも足全体がとても冷える。そろそろ靴も冬仕様のものを履かないとしもやけになるんじゃないかと心配になったが、現在はいつもどおりの気温をとりもどし、その日だけ異常な寒さだったみたい。10時ごろには雪のようなあられのようなよく判断しづらいものが降ってきて、道路はあっというまに白くなった。ああ、冬の景色ってこんな感じだったなと思わず懐かしい気持ちが蘇る。僕はちょうど運転中だったから雪にあたることはなかったけど、まだスタッドレスを履いていなかったのでちょっと焦ってしまった。予報で雪が降るなんて聞いてなかったから完全に油断していた。ただわりと短時間でおさまってくれたから昼にはだいたい溶けてくれたけど、そろそろタイヤ交換しないとまずいなと思わされたできごとだった。その日はあちこちの山でちゃんとした雪が降ったみたいで、いよいよ本格的な冬のシーズンが到来するのだなと、短かった秋をなごり惜しく感じた。冬支度もあと半分くらいだろうか。今シーズンはしっかりとしたスノーブーツを履いて冬の散歩を楽しみたい。