パープルハロウィンフラペチーノ

お出かけ

パープルハロウィンフラペチーノ

午前中に歯医者を予約していたのでそれまでスタバで朝食をとり、そのあと散歩をすればちょうどいいと計画し(計画もなにもいつもどおりの流れだが)がんばって早起きして家をでる。でも空がどんよりしていて今にも降りだしそうだった。案の定、スタバにむかっている途中にとんでもない大雨にみまわれたがさいわい駐車場から駅ビルに直結しているのでそのまま濡れることなくスタバに入店することができた。まずはコーヒー豆をチェックしようと思ったが、まだそこそこ備蓄があることに気づきそのままレジに歩をすすめる。いきなりパープルハロウィンフラペチーノという、まばゆいばかりのパープル色に染まったフラペチーノが目に入ったのでなんとなく気になりそちらを注文する。そういえばフラペチーノっていつぶりだろう? こちらには紙の専用ストローがついてきた。だいぶ太さがあったのでなにか果肉てきなものでも入っているのかと思いきや、とくにそういったものは含まれていなかった。まあフラペチーノがたっぷりでてきていいけれど。ところでこのフラペチーノ、どことなくねるねるねるねのCMを思い出すのは僕だけだろうか。パープルの由来は紫いもだそうです。最初ひとくち飲んだときに紫いもの香りが鼻腔を抜けてちょっと感動してしまった。紫いもという前提知識がないといささか怪しい飲みものに感じちゃうが、飲んでみて「なるほど」と腑に落ちた。ちょうど今月はハロウィンだし、そういうおどろおどろした世界観をうまく表現しているなと感心。スタバの創作意欲あふれる新作にはいつも驚かされる。最近ずっとブラックばかり(このまえ久々にカプチーノ飲んだけど)飲んでおり、フラペチーノからは遠のいていたけれど、また新作を追いかける日々も悪くないなと思った。そのくらいしか楽しみがないんだよな。それにしても歯医者のまえにフラペチーノって大丈夫なのだろうか……。店内には朝早いのにもかかわらず5、6人の客がいた。たいてい雨が降っている早朝はガラガラなのでめずらしい。そういえばフラペチーノを注文するさいフタなしを推奨されてそのまま従ったのだが、これはプラスチック削減の一環なのかしら? 僕としてはストローが差しやすいしまぜまぜしやすいしフラペチーノの姿をじっくり観察できるしでメリットしかなかった。そう考えるとフタってなんの意味があったのか、いささか気になる。もちろんテイクアウトするときはつけて欲しいけれど。後半は上にのっかった生クリームがいい感じに下と溶けあい、まろやかでやさしい口あたりに変化した。朝から「ザ・デザート」な朝食だったけど休日っぽくてほっこり和む。店内にはフランク・オーシャンの『Dear April(Side A – Acoustic)』がしっとりと、雨の気配を密かに運んでくるように流れていた。

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