あまりにもバターチキンカレーが恋しくなったので盛岡のニルヴァーナに行ってきた。以前もブログに書いたのだが、まあ何度書いてもいいだろう。訪れた時間帯は12時ごろ。もちろんランチメニューが置かれてあったのだが、僕が食べたいバターチキンカレーが載っていない。でも大抵あるはずなので、あたりまえのようにバターチキンカレーとナンを頼む。そしてあたりまえのように「バターチキンカレーとナンですね」と復唱される。ランチセットではないので料金のお得感はないかもしれないけど(1,250円だった)そんなの関係ない。僕はバターチキンが食べたいのだ。
それにしても久しぶりの盛岡だ。もう何カ月ぶりかも忘れてしまうくらい月日が経ったように感じる。むかしは月に1、2回遊びに行ってたこともあったんだけど、コロナのおかげですっかりご無沙汰になってしまった。おかげで盛岡が妙に新鮮に感じる。平日のため街のにぎわいはなかったけれど、ニルヴァーナはなかなかの盛況っぷりだった。テーブル席の空きも少なかったしカウンターも食べ終わるころにはほぼ埋めつくされていた。
バターチキンカレーはあいかわらず美味かった。豊かなスパイスが効いた甘みと溶けかけバターのまろやかさが本当にクセになる。
「来てよかったあ」と思わず脳内で叫んでしまった。ナンをちぎる手は一向にとどまるところを知らない。気づいたらカレーはほとんどなくなっていた。でもまだごろっとしたチキンがたくさん残っている。僕は右手をスプーンに切りかえ一個ずつ噛みしめるようにチキンを食べた。そしてコップの水を飲み干してからレジで会計を済ませ、店をあとにした。
久しぶりの大通りは青空と熱気につつまれていて完全に「夏」だった。少し歩くだけでも汗が吹き出てきてしまう。それでもバターチキンの余韻と幸福につつまれた僕はそれが妙に心地いい。暑い日に食べる熱いカレーに、僕の心は大きく満たされたのだった。今年はあと何回バターチキンカレーを食べられるんだろうなあ。
【追記】2日後にまた来てしまった(笑)。今度はバターチキンカレーとチーズナンをチョイス。チーズナンめちゃくちゃ美味い! お腹空いてるときはこっちの方がボリュームあっていいな。値段はカレーとナンあわせて1,450円だった。