浜離宮恩賜庭園をぶらぶら散歩してきました。といっても訪れたのは1月でいまさら感がありますが、せっかくなのでアップしときます。開園とほぼ同時に入園し、1時間ほどかけてあちこちを見てまわりました。平日だったので人も少なく、外国人観光客がぽつりぽつりといる程度。すっきりした青空はとても気持ちがよく、この時期とは思えないポカポカ陽気に終始「ちょい春」気分でした。
キレイに刈られた芝生には、かたちやサイズ違いの松がたくさん生えていて「和」の雰囲気たっぷりです。緑も豊かで「ここは本当に東京か?」と疑いたくなりますが、バックにはこれでもかとそびえ立つビル群が視界に迫ってきて「自然と人工の美」を一堂に楽しめる稀有な場所だと感じました。こういう景色をあまり見たことがなかったのでなんだか不思議な感じです。森にかこまれた建物ではなく「ビルにかこまれた庭」という言葉がよく似合うかもしれません。なかなか新鮮ですね。
おだやかな水面が広がる「潮入の池」は、都内で唯一の海水の池だそうですよ。海の香りがするわけでもなく、てっきり普通の池だと思ってました。また、岸と中島を結ぶ「お伝い橋」を渡っているときは一番贅沢な気分に浸れます。特にここからの景色は圧巻で、趣を感じさせる「中島の御茶屋」とその背後にそびえる「コンラッド東京」の対比がおもしろい。御茶屋で抹茶を楽しむ人もいれば、トゥエンティエイトでコーヒーを飲んでいる人もいる。そう考えると、人が追求する「やすらぎの場」というのは昔も今もその本質は変わらないなあと実感できます。
お花畑ではナノハナがうっすらと咲きはじめていました。もちろんここからもコンラッド東京や電通のビルなどが望めます。黄色いナノハナの絨毯と高層ビルのコラボもいまの季節ならもう見れるかもしれませんね。ちなみに園内にはほかにも何種類かの花が咲いていました。1月だったのであまり期待していませんでしたが、意外と花や植物も楽しめたのがよかったです。RX100M6も大活躍でした♪
季節が移り変わったら、また足を運んでみたいです。