ドトールのブレンド

お出かけ

時間つぶしにドトールへ。ひさしぶりのカフェはなんだか不思議な気分になる

フォンテのロフトで買い物しようとしたら10時開店だったので1時間ほどどこかで時間をつぶすはめになった。秋田駅のスタバも10時からだし(本来は7時)アルスのスタバなんかそもそも休業状態だ。ちょうど散歩してきたばかりだったので、これからまた1時間も歩くのはあまりにもしんどいし、外は雨も降っている(そんな中でも2時間ほど散歩したけど)。あてもなく駅構内をさまよっていると、トピコの1階が7時から開店しているという看板を発見。トピコならドトールも入ってるしちょうどいいやと思い、さっそく向かってみることにした。そういえば1階ってリニューアルされたんだっけな。

中に入ってみると全体的に明るくきれいになっていた。以前はもっと狭くてどんよりしていたのだが、あちこちすっきりしていていい感じだ。もちろんドトールもリニューアルされている。でも店内はドアもなくそのまま入っていくタイプで、どこかフードコート感が否めなかった。たしかに店内は明るく清潔感あふれる空間に生まれ変わったのだが、ゆったり落ち着くにはいささか照明が眩しすぎ、また開放的すぎた。

とはいえそんな店内も座ってコーヒーを飲んでいるうちに自然となじんでくる。ソファ席でいつも注文していたブレンドのSサイズを飲んでいると、なんだかカフェにいること自体が不思議な気持ちになった。こういうあたりまえの日常がどれほど自分にとって豊かだったのか、あらためて思い知らされる。最近は散歩をしたらそのまま家に帰ることを心がけていたのだが、やはり心の奥底では何かが満たされていなかったようだ。カフェにきてこんなに充足感をおぼえたのは初めてだった。別に車で移動しているときにコーヒーを飲んでいるし、カフェなんか行かなくたっていいだろうと思ってたんだけど、そうじゃなかったんだな。自分にとってカフェで過ごす時間はこうも大きくなっていたんだなと今回の件で理解した(だからといってこれからカフェに行きまくるのはあたり前だけどひかえるが)。

ふと通路側のカウンター席に目をやると電源が各席に用意されていた。店内の奥にあるカウンター席にも同じように配備されている。ここでMacを広げて仕事をしたりブログを書いたりするのも楽しそうだなと思った。でも実際にその電源を使っている人は今のところ見あたらなかった。

通路側からはお年寄りのにぎやかな雑談が絶え間なく聞こえてきた。カウンター席の裏側は、たぶんだけどはなまるうどんのテーブル席が置かれていて、そこに座りこんで雑談しているのだろう。せっかく電源が用意されていても、これじゃあ仕事にならないかもな、なんてことを考えながら僕はコーヒーを口に含んだ。

でもこういう平和でささやかな日常が、やっぱり居心地いいんだよな。

久保田城 表門EOS R + RF35mm F1.8 MACRO IS STM ファーストショット(屋外)前のページ

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