ハーブソーセージ 石窯フィローネ

お出かけ

ハーブソーセージ。蓮が咲く

深夜までゲームしていたのになぜか早朝にふと目が覚めて、二度寝しようと試みるもうまく寝つけなかったのでそのまま準備して出かけることにした。ほどよく晴れてほどよく暑い、これといって特徴のない平板な朝の天気である。スタバに到着すると客は僕をふくめてまだ2人しかいなかった。まえから気になっていたハーブソーセージの石窯フィローネをショーケースからとりだしドリップと一緒に購入する。この日のドリップはコロンビア、試飲でいただいたアイスコーヒーはサイレンブレンドだった。コロンビアはこってりしていて芯があり濃厚な味わいで、サイレンブレンドはすっきりしたシトラス風味で飲みやすかった。はじめて食べるハーブソーセージはジューシーで食べごたえがあり爽やかさもプラスされていた。おそらく中に入っているブラックペッパー和えのキャベツがこの爽やかさをもたらしているのだろう。生地もふんわり(外はさっくり)していてコーヒーとの相性も悪くない。というかこの生地ならどんな具材でもコーヒーとマッチしそうだなと思った。ひさしぶりに朝からカフェでがっつり食べたかもしれない。たぶんこれがスタバで一番ボリューミーなパンなんじゃないかな(リザーブは知らんけど)。窓の外に目をやると雲がだいぶ追いやられ、すっきりした青空が大部分を占めていた。それに比例するかのようにアスファルトは太陽に照らされ、白い看板はピカリと反射し、あたりは一気に夏らしい空気につつまれた。どうやら今日も暑くなるらしい。店内のBGMにはエンパイア・オブ・ザ・サンの『Cherry Blossom』が楽しげに流れていた。開放感があり、だけどもちょっぴり儚くもある、そんな夏の蜃気楼のようなエレクトロ・ポップである。Cherry Blossom(桜)は単なる春の景色ではなく「目の前の美しさを見失わず、大切なものを当たりまえと思わないこと」とメンバーのLuke Steeleは語っていたようだ。美しい時間は永遠じゃないからこそ美しいのかもしれない。スタバで腹を満たしたあとはそれを消化すべく公園まで散歩する。池にはあざやかなピンク色に染まった蓮の花がちらほら咲きはじめていた。まだ大きなつぼみの形をした個体がほとんどだったが何本かは満開に花びらを広げていた。水に浸かりながら日光をたっぷり受けているその姿はとても生命力にあふれていた。Cherry Blossom。おもわず先ほどのメロディが頭のなかに流れてくる。蓮の美しさと夏の蜃気楼が交差する。少しだけ儚さをふくむ風が頬をとおり抜けていった。

蓮の花

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