大雪

お出かけ

大雪の休日

予報では警報クラスの大雪だったが修理にだしている洋服を受けとらなきゃならなかったので、あまり気はすすまないけど家をでることにした。案の定、目的地までむかう途中に3台ほど雪に埋まったり突っこんだりしている車がいた。やれやれ、自分もいつああなってもおかしくないなとハラハラしながら慎重に走行し、ぶじに目的地に到着する。修理の店がまだオープンしていないのでそれまでスタバでコーヒーを飲み、そのあと散歩をしながら時間をつぶすことにした。ちょうど豆も切れそうだったのでスタバでコーヒーと豆を注文し、あたたかい店内で大雪の景色を楽しむべく窓ぎわへ腰をおろしてモーニングタイムに突入する。やはりこの日も腹は空いていなかった。どうやらまだ疲労が抜けきれてないらしい。窓の外はびっくりするほど吹雪いていてビルの屋上は霞んでみえない状態だった。おかげで朝なのに街は暗く、冷たい雰囲気がどっしりと腰を据えていた。そんな冬の景色をぼんやり眺めていると、先ほど注文していたドリップを店員さんがもってきてくれた(コーヒーがまだ抽出されていなかったのだ)。クリスマスブレンドと言われてたけど、なぜかコロンビアになったらしく申し訳なさそうに提供された。でも僕としてはクリスマスブレンドはもうたっぷり味わったので(豆を買ってまいにち飲んでいた)むしろコロンビアが新鮮でよかった。でもそのあとクリスマスブレンドもできあがったらしく、サンプルでふたたび席までもってきてくれた。小さな紙カップにはかわいいサンタのイラストも描かれている。コロンビアとクリスマスブレンドを交互に飲みながら、味の比較を楽しんだ。クリスマスブレンドの方がキリッとしているが、苦さはそんなに変わらない。そういえばコロンビアの豆はまだ買ったことがなかったかも。ちなみにこの日買った豆はコモドドラゴンです。おそらく今年最後の豆になるだろう。なにか名前にパワーを感じて手にとってしまったのだ。いま思えば疲労を回復させるべく無意識レベルでその名前に引かれたのかもしれない。ふたたび外に目をやると、ちらほら街を歩く人の数が増えてきた。しかし天気はあいかわらず吹雪いていて人々は寒そうにしながらいそいそとどこかへむかっていた。ふと店内のBGMに耳をかたむけるとシーロー・グリーンの『Please Come Home for Christmas』が甘い歌声で流れていた。吹雪で太陽の光がさえぎられているせいか、店内の暖色のデスクライトがよけい温かみを感じさせてくれた。今年は(それがいいか悪いかは人によるけれど)完璧なホワイトクリスマスになるだろう。コーヒーを飲み干してからマグを返却し、そのまま店をでて公園まで散歩する。雪が顔にあたって冷たいし、首もとにも侵入してきていささかつらい。でもあたたかい格好をして白くなった街を歩くのは悪くない。せっかくなのでクリスマスソングを聴きながら公園をめざす。だいたい予想していたが、大雪のおかげで公園を散歩する人はかぎりなく少なく、ほぼ全域で大量の雪がつもっていた。スノーブーツの紐をしっかりと締め、僕は膝ちかくまでつもった雪のなかを無心ですすんでいった。足あとすらないことをみると、まだだれもここを訪れていないことがわかる。林のなかを歩いていると(もはや彷徨っているという表現の方がちかいかも)世界には僕しかいないんじゃないかと思えてくる。雪が吸音材の役割を果たしているのか、まわりはひどくしんと静まりかえっていた。足はもう雪まみれになっていたが気温がマイナスのおかげで濡れている感覚はまったくない。1時間半ほど散歩をしたあと、いったん車にもどりレインコートを脱いでスノーブーツからスニーカーに履きかえて、リュックを背負って修理にだした洋服を受けとりに行く。そして目的の洋服を受けとり、あとはとくに目的も用事もなかったのでそのまま自宅へもどった。

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