広尾の商店街から恵比寿に向かって歩いていく途中でバスクチーズケーキ専門店「BELTZ(ベルツ)」に立ち寄った。渋谷橋から少しだけ恵比寿とは反対方向に行くんだけど、坂をのんびり上っていけば右手に小洒落たお店が現れてくる。街にすごく溶けこんでいるお店なのでGoogleマップを使ってなかったら通り過ぎていたかもしれない。
入口にあるウッドの階段を上ってさっそく店内へと入る。すっきりした店内を進むとショーケースが置かれていて、中にはサイズの異なるバスクチーズケーキが並べられていた。もちろん僕は一人で食べるのでスモールサイズを1個購入。702円(税込)だった。購入したバスクチーズケーキを片手に、今度は一緒に飲むコーヒーを買いにふたたび恵比寿方面へと歩く。恵比寿に到着して訪れた場所は「猿田彦珈琲 恵比寿本店」。すぐ近くには豆やコーヒー器具を販売している「別館 豆屋」もあった。
お店の前には5人くらいの外国人客がたむろしていた。注文したコーヒーでも待っているのかな? 店内に入ると満員に近い状態ですごく繁盛している。レジに行きメニューを眺めながら何にしようか考える。はじめてだったので定番のオリジナルブレンドにしてみた。豆は猿田彦フレンチです。Suicaが使えたのがよかった。こちらは518円(税込)。コーヒーができあがるまでけっこう時間を要したが、それだけ丁寧に淹れていたのだろう。無事にコーヒーを受け取りガーデンプレイスまでのんびりと歩く。天気もよくて気持ちいい。
ガーデンプレスのロブション前に設置されたベンチに腰をかけ、さっそくバスクチーズケーキとコーヒーをいただく。
日本の要素をふんだんに取り入れたカップのデザイン。お洒落だ。
黒いこげの入ったバスクチーズケーキは見た目からしてとても美味しそう。手に持つとずっしりと重く、一人で食べるのがなんだか忍びない。と言いつつ外側から遠慮なくガブリとかぶりつく。甘くてなめらかで失神しそうなくらい美味い。今まで食べたバスクチーズケーキの中では1番おいしかった。中にクリームっぽいのが入ってるんだけど、このふわトロが病みつきになってしまう。これは危険だ……。
それから猿田彦フレンチもものすごく美味しい。雑味がなくコーヒーの深い味わいをじっくりと堪能できる。
BELTZのバスクチーズケーキと猿田彦フレンチ。なんか自分の中で奇跡的な組み合わせが誕生してしまった。東京にきた時はまたこの組み合わせを再現しよう。