風景写真で遠くに見える山などを撮影したときに「なんだか霞んで薄いなあ」と思ったことはありませんか? そんなときに便利なのがLightroomの「かすみ除去」です。これを使えば薄くてモヤっとした絵がクッキリ色鮮やかになります。
かすみ除去を適用する
Lightroomにかすみ除去機能が搭載されたときはあまり使わなかったんですが、少し前に使ってみたところ意外と実用的だなあと思いました。
かすみ除去は現像モジュールの「効果」という項目の配下にあります。
バーを右にスライド(適用量を増やす)させると、かすみを除去してくれます。逆に左にスライド(適用量を減らす)させると、かすみを加えることができます。
このように、適用量を増やすと簡単にクッキリした絵がつくれます。
山をはじめ海、川、滝などを撮ったときに霧やガスがかかったような印象が薄く感じる写真を、手軽にクッキリさせたいときに役立ちますね。
とはいえ、写真によっては適用させたくない部分もでてくるかと思うので、そんなときは補正ブラシなどを使って特定の部分のみに適用させるとイメージに近い仕上がりになります。
全体のバランスを見ながらうまく調節していきたいですね。