小銭やカードをあちこち移動させるのがあまり好きではなく財布はごく一般的な折りたたみのものを一つだけ使っているのだけど、ここ最近「こんなに大きな財布、持っていても使わないよな」と感じるようになってきた。むしろ落としたときのリスクをただ上げているだけともいえる。そもそも手ぶらで散歩するとき単純にじゃまですらある。そのような理由から、せめて散歩とカフェ用にコンパクトな財布が欲しくなった。いつもどおり、特段大きなこだわりもないのでAmazonでめぼしいものをいくつかピックアップする。で、そこから「革ICHI」というカード2枚と小銭が入るいい感じのコンパクトウォレットを購入した。カラーは4色展開でキャメル、ダークグリーン、ネイビー、ブラックから選べます。小さくてなくしそうだからキャメルのような明るい色でもいいかなと思ったんだけど、iPhoneのブラックと揃えたかったので結局ブラックにした。でも2千円くらい（記事公開時点）だしあとでキャメルも追加するかもしれない。なんかこのかたちとサイズ感のキャメルってかわいいんだよな。ブラックも無骨ながら愛着わく手のひらサイズで気に入っています。
リップとの比較。ざっくりとしたサイズ感がつたわればと。
もうどこへ行ってもだいたいApple WatchのSuicaで支払うことができるからこの財布ですらいらないのかもしれないが、先日とある駐車場でSuicaが機能しなかったりとまだまだ現金を持ち歩いてないと不安な面もある。だからいまのところこの財布が自分にとって最適解となっています。いまこれを使いはじめてちょうど3カ月くらい経過した。いざというときの安心感を担保できるしスリムだからポケットの中がかさばらずじつに快適です。財布の重みでゆるいズボンを履いたときにずり落ちてくる煩わしさもなくなった。カードが2枚入る仕様だけど、僕はカード1枚と紙幣を2、3枚（三つ折りで入る）収納しています。小銭もそこそこ入るし片方のサイドにマチが設けられているおかげで中身が見やすく取りだしやすいのもグッドです。素材には牛のオイルレザーが使われておりジップのくすんだゴールドもけっこうかっこいい。でもいまAmazonの商品ページを見てみたらジップがシルバーになっていた。なんでだろう？ 革の質感はつるっとしていてなめらかで、まだ3カ月しか使ってないけどまあまあつや感を帯びてきた印象です。価格のわりに高級感があるし使用頻度もかなり高くこれは買ってよかったなと素直に思った。ただ旅行のときはさすがにふつうの財布も持っていくからカードや紙幣の移動がいささかめんどくさいけど。でもそういう作業も旅行の楽しみの一つとして捉えられるし、もっといろんなシーンにあわせて財布を使いわけてみるのも悪くないかもしれない。せっかくこれだけ世の中にたくさんの種類の財布があふれているのだから。
