秋の紅葉と川のせせらぎに癒されたくなり奥入瀬渓流と十和田湖に行ってきた。といっても一カ月くらいまえだけど。十和田湖はついでというか、わりと奥入瀬渓流から近いので立ち寄った感じです。でも車を走らせていたかぎり十和田湖の湖畔沿いの道の方がきれいに色づいていた。早朝だったこともあり、日の光に照らされた赤や黄色の葉っぱたちがとても鮮やかに、抽象的な美しさを放散させていた。ただその光景とは裏腹に十和田湖から奥入瀬へとむかう道路はところどころ工事中で、ただでさえ坂道やくねくね道が多いなかでの運転はなかなか骨が折れた（ナビの道と違うところもあった）。そんなこんなで目的の駐車場へ到着したのだがやはり紅葉シーズンなのかすでに満車でとめれない。というわけであきらめて先に進みなんとか別の駐車場に車をとめる。奥入瀬渓流は川沿いを車で走れるんだけど道幅がせまく、くねくねしてるし混雑してるし、のんびり紅葉ドライブを楽しむ余裕なんてない。なのでここは散歩するにかぎる。もしくは混んでないシーズンならドライブも気持ちいいんだろうけど。ともあれ、なんとか紅葉まっさかりの奥入瀬渓流をのんびり散策できてよかった。空も晴れてたし気温も暑くもなく寒くもなくちょうどいい感じ。その後はふたたび十和田湖までもどり休屋の駐車場にとめて（たしか500円かかった）のんびり湖の周辺を散歩する。ちょうど日が沈む時間帯だったので夕焼け色に染まった芝生や樹木、そしてその光を反射させる十和田湖がきれいだった。歩いていると青森と秋田の県境の看板が立っていてちょっとびっくり。車では何度も往来しているが徒歩で県をまたいだのは初めてだったかもしれない。それにしても十和田湖は山にかこまれているせいか日が落ちるのが予想以上に早かった（太陽が山ですぐ隠れちゃう）。もう少しマジックアワーを楽しみたかったんだけど、まあ仕方ない。次は冬にでも来ようかな。
