少しまえにキッチンの換気扇あたりについているライトがパッと暗くなったり明るくなったりを繰り返していたので「ああ、そろそろ交換の時期かもな」と思い、ネットで新しい電球をポチった。翌日その電球が自宅に届いたのでさっそく交換しようと開封、のまえにもう一度ライトをつけてみたらまったく問題なくいつもどおりほのかな輝きを放っていたので結局その届いた電球をそっと棚にしまった。なんだろう、電球というのはとても気まぐれな性格なのかもしれない。ただ古い電球を試しに取り外してみたらうっすら黒ずんでいたのでたぶんもう寿命がきてるような気がする。このまま変えようか迷ったけれど、やはりまったく問題がないのでふたたび古い電球を取りつける。そんなわけで、あまり意味のない数分間と数百円を支払ったのであった。まあいずれ使うからいいんだけど。
それにしてもこの電球、かれこれ10年近くもっている。別にLEDとかではなくて、ほんとただの小さな電球なんだけど、このサイズにしてはよくもったなあという印象。パナソニックのミニクリプトン電球 40形(LDS100V36W・C・K)というものだ。このサイズの電球は人生で初めて買ったかもしれない。ちなみに価格はヨドバシのオンラインストアで176円(記事執筆時点)だった。なんかこれだけのために通販を利用したのが申し訳なくなってくる。まあそのぶん、いつもカメラとかレンズとか買ってるから許してください。176円でまた10年近くもつのかな? LEDは電球よりも長持ちするらしいけど、ぶっちゃけこれだけ電球がもつならLEDは僕にとって必要ないかもしれない(もちろん用途やシチュエーションによっては必要だが)。ぶっちゃけLEDよりも電球の温もりある灯りの方が好きなんだよな。LEDだとどうもギラギラしすぎている気がする。あらゆる明かりがLEDに置き換えられているけれど、せめて身のまわりのせまい範囲内においてはまだまだ電球ちゃんに活躍してもらおうかと、キッチンの換気扇の下で思うのだった。