hsimpは、パスワードがどれだけ安全かを判定してくれるスクリプトです。「ID・パスワード」はもはや1人がいくつも所有している時代です。そして、それらを忘れてしまっていたり、本人さえ把握していないアカウントもあったりします。さらに、そのアカウントの乗っ取りも最近は増えてきています。アカウントには個人情報が含まれることがほとんどです。hsimpは、アカウントのパスワードについて、安全性を判定してくれます。
ちなみにこちらはVanilla JSによるプラグインですが、ほかにもjQueryやWordPressのバージョンも用意されています。
hsimp
hsimpのデモは以下になります。
hsimpは、パスワードにどれくらい安全性があるかを判定してくれます。入力されたパスワードの特徴を教えてくれて、パスワードを強化する方法を提案してくれます。具体的な内容をテスト入力したパスワードで紹介してみたいと思います。
まず、クラックされる時間を想定してくれます。クラックつまり、パスワードの乗っ取りです。入力したパスワードは、約1分でクラックされると判断されてしまいました……。
次に、そのパスワードがどんなもので構成されているかを読み取ります。例えば、「単語」が含まれているだとか、「数字」が含まれているだとかです。今回のパスワードでは「非常に一般的なものだ」と判断されました。
そして、長さについても短いとのこと。追記で、「決して忘れない長いパスワード」を提案してくれるリンクがつけられていました。
最後に、パスワードにはシンボルを含んだほうがより安全であると提案されました。
以上のように、hsimpはパスワードについて分析と判定をしてくれます。
アカウント情報は本人しか知り得ないものです。そして、どのサービスのアカウントを所有しているかさえも周囲には分かりません。自分でしっかり管理するしかないということですね。アカウント自体を整理する機会を持つことも大事かもしれません。
ダウンロードや詳しい使い方は以下からどうぞ。