WELEDA(ヴェレダ)の歯みがき粉とマウスウォッシュを買ってみた。ずっとmade of Organicsを使っていたのだけど、この容器(歯みがき粉の方)どうも使っているとフタの開け閉めがキツくなってきて歯みがきするたびにちょっとしたストレスになっていた。味や香りはひかえめで気に入ってたんだけどな……。
そんなわけで、さすがに我慢の限界をむかえた僕はほかの歯みがき粉を探してみることにした。まあ探すといってもAmazonを軽くチェックしたくらいだけど。その中でもとくに気になったのがこのWELEDAという商品。植物や花にはそれぞれが「そうある」理由があり、その理由を独自解釈して確かめ、ひとの美しさや健康への力にするという哲学に惹かれてしまったのだ。また栽培から製品まですべての工程で厳しい基準をクリアしたオーガニックであることも選んだ理由の一つである。
オーガニックなので泡立ちは少なめだけど、むしろそれが自然的で心地よい。はじめて歯ブラシにのせたときは茶色いゼリーというかグミみたいなその姿に驚嘆した。こんな歯みがき粉は見たことない。ほのかなミントの香りもちょうどよく、口の中がほんのりとすっきりする。それでいて磨いていると歯がキュッキュッキュッと鳴るくらいには洗浄力も高いのでうれしい。爽快感を求める人にはもの足りないかもしれないが、オーガニックの自然に充ちた味わいや余韻を望む人にはおすすめだ。
いっぽうマウスウォッシュは歯みがき粉よりもさっぱり感を味わえる。こちらはハーブエキスで口の中を洗浄するんだけど、ひと口含んだ瞬間に薬草のような香りが広がってきてどこかクセになる。水やぬるま湯で薄めるタイプであり、だいたいいつも10滴ほどコップの底にひたしてから薄めている。朝は水で、夜はぬるま湯でが僕のこだわりだ(どうでもいいか)。薄めて使うタイプはサイズがコンパクトなので持ち運びしやすいのがうれしい。まあ今のところまだどこにも持ち歩いてないけれど。
ところで、WELEDAの歯みがき粉とマウスウォッシュのフタはどちらもくるくる回すタイプだった。made of Organicsのようにパチン!と音をたてて開閉するタイプよりも時間はかかってしまうけど、正確に開閉できるぶんストレスは感じない。made of Organics時代は開けた瞬間に液が飛んできてしまい目に入ることもしばしば。そのせいか開けるときに目をつぶるクセまでついてしまったよ……。ともあれ、もうそのような恐怖に見舞われることはなくなったので安心だ。
今回の歯みがき粉はハーブをチョイスしてみたが、ほかにもカレンドラ、ソルト、プラントなんかも用意されている。パッケージの色が違うので何種類か購入して洗面所にならべてみたい。そして朝昼夜すべて異なるフレーバーで歯みがきを楽しむのも悪くないなと思った。
「どこか機会的になりがちな日々の歯みがきにあらがってみる」
コロナウイルスで家にこもりがちな今の生活にはまさに好機といえるかもしれない。