10時から歯医者(3カ月に一度の定期クリーニング)の予約があり、だったら朝のスタバと散歩をしてから向かえばちょうどいいやと前日に企てていたのだが、起きたらなぜか家が恋しくてそのままコーヒーを淹れ朝食をつくり、といつもどおりのモーニングルーティンになった。まあこんな休日もあるだろう。でも仕事の日より遅出だしいつもよりはゆっくりできると期待してたが、あいにく外は大雪&視界不良でけっきょく早めにでる必要にかられ10分しか多くいられなかった。やれやれ、冬はこれだから……好きだ。風のあおりを受けながら車を走らせて目的地へ到着する。25分前となんとも微妙な時間についたものだから、先にクリーニング(こっちは洋服の)とコーヒー豆を買いにいこうか迷ったが、スタバが混んでたりしたら遅刻しそうなので少し早いが歯医者で待機することにした。受けつけの人が忙しいのか全然でてこなくて仕方なく保険証と診察券をボックスのなかに投函し、ソファに座って時間をつぶす。予約の時刻にあわせて名前が呼ばれ、クリーニング専用の部屋に案内される。歯をチェックされ虫歯がないことを告げられてからいつもどおりのクリーニングが進行する。人によってクリーニングの痛さ(おもに歯茎)がだいぶことなるのだが、今回は痛くない人でたすかった。あれはどうしてあんなにバラつきがあるのだろう。ところで3カ月毎だと一年で4回も通わなきゃならず、ちょっとしんどいなあと思いつぎは4カ月後はどうだろうと相談するつもりでいたのだけど、歯科衛生士さんから下の前歯に歯石がけっこうついていたので次回も3カ月後をおすすめしますと提案された。ちょうど相談しようかと思っていた矢先にいわれたので「このひと予知能力者なのか」と驚いた。そんなわけでつぎもしっかり3カ月後の予約をとらされたのでした。歯医者を終えるとこの日の予定はすっかりなくなってしまった。もはや急ぐ必要はないとばかりにのんびりスタバまで歩き、目的のコーヒー豆をゲットする。エルサルバドルアウアチャパンという豆です。グアテマラカシシエロと迷ったが(いまはこの2つが新作です)酸味が強だったのでエルサルバドルの方にした(こっちは酸味とコクともに中になる)。ただ実際に開封してみるとだいぶ浅い色合いで酸味が強そうないでたちをしている。お湯を沸騰させネルフィルターでドリップし、さっそくひとくち飲んでみるとやはり酸味がそこそこ強かった。でも爽やかな風味と軽やかさがあり飲みやすい。シトラスのようなツーンとしたフレッシュな香りが鼻腔をくすぐる。公式ページを拝見すると後味にやわらかなココアを感じると書かれていた。残念ながら僕にはココアの後味がよくわからなかったが(舌が鈍感なもので)シトラスとココアという相反する味を含んでいるのはおもしろいと思った。ちなみにアウアチャパンってなんだろうと調べてみたらエルサルバドル最西部の県のことだった。わりと酸味寄りなので(あくまで主観ですが)朝よりは「晴れた午後、すっきりとしたコーヒーを味わいたい」なんてときに最適なコーヒーかと思います。