正月休みに東京へ行き遊びまくってたらすっかりブログの更新を、というよりその存在自体を忘れていた。もう帰ってきたのでこれから少しずつ書ける範囲で書いていこう。さっそくだけど伊勢丹の地下で発見した「shodai bio nature」という美しいチョコレートを今回はお土産にチョイスした。ひととおりフロアの商品をチェックしたなかで、これが僕の心に強くささったのだ。おもわず「なんて可憐なチョコレートなんだ」と驚嘆してしまった。まるで花びらを一枚一枚そっと缶の中へ敷きつめたような、気が遠くなるような代物だった。花びらの色ごとに風味がことなり、しかもその色は着色料を使わず素材から生まれたものらしい。見た目だけでなくカラダにもやさしいのがうれしい。右がミルティペタル、左がペタルトラジェです。せっかくなので自分用にも小さい缶を購入した(左のやつね)。
開けてみるとこんな感じ。
ピンク、緑、黄色、青の花びらが詰めこまれていた。そっと一枚をつまみ口のなかへ運んでみる。パリッと割れたあとにほろほろと崩れていく繊細さが感動的だ。肩のちからが抜けるような自然な甘さにつつまれる。風味も色ごとに違うから飽きる心配も無用です。花びらをじっと観察してみると外がわの方が薄くて中心にむかうにつれて厚みが増している。このような細部へのこだわりが、あの流麗なシルエットに結びついているのだろう。またチョコレートだけではなく缶もすこぶる美しい。微妙にグレーがかった白のうえに灰色でひかえめなロゴがさりげなく印字されている。食べ終わったらアクセサリーケースとしても使えるんじゃないだろうか。そう考えると自分用にもミルティペタルを購入しておけばよかったと少し後悔した。そういえば(たしか)2千円以上の買いものでマドレーヌを1個プレゼントされたんだけど、これもとんでもなく美味くてひっくり返るところだった。これです。
上半分がチョコレートでコーティングされ、逆がわには細かくきざまれたドライフルーツ?が散りばめられている。とにかく生地がしっとりしていてカラダが溶けてなくなりそうなほどうまい。正直チョコレートよりもマドレーヌの方が味は上だった。もしかしてこっちの方がお土産に喜ばれたのでは?と思ったが、まあ見た目のインパクトは圧倒的にチョコレートだし、マドレーヌは次回までとっておくことにしよう。そういえば伊勢丹の地下にはバスクチーズケーキでおなじみのGAZTAやアマゾンカカオのシュークリームで話題になったeaseなんかも入っていた。いままで白金のGAZTAや日本橋兜町のeaseまで足を運んでいたのだが、これからは伊勢丹に行けばいいわけだ。そう考えると伊勢丹すげえなと思った。ここのフロアでは日々すさまじい競争が繰り広げられているのだろう。