車で長時間お出かけするときに、スマホやカメラなどいろんな機器を充電するので「HyperJuice 27000mAh USB-C モバイルバッテリー」を購入した。あと車内でよくシャープのプラズマクラスター（車載用）を駆動させたりもするので、できるだけ大容量モデルを買おうと思い、今回こちらをチョイスした。
ある程度予想はしていたが、実際に手に持ってみるとやはり大きくてとても重い。とはいえ別にこれをバッグに入れて徒歩で移動するわけではないので（たまにあるかもだけど）問題ないといえばそうなのだけど、BRIEFINGのポーチに入らなかったのはけっこう痛かった。あとちょっとだけ幅が小さかったら入ってたんだけどな……。
まあでも使用頻度は高いわけだし、バッグのポケットにそのまま入れといた方がすぐに取り出して使えるので実用的かもしれない。と、ポジティブに考えることにした。
それにしても最大出力130W（3ポート同時の合計）というのは実に驚異的な数値である。出力ポートはUSB-C（PD3.0）が2つとUSB-A（QC3.0）が1つの合計3ポート。つまり3台の機器を同時充電できる優れもの。USB-Cは最大100Wと60Wの2つのポートで構成され、このうち100Wのポートから本体を充電することもできる。100Wに対応したUSB-C to USB-Cケーブルが同梱するので、充電する際はこちらを使えばOKです。またUSB-Aの最大出力は18Wになっている。
使うときは電源ボタンを一回押すとLEDランプがつき、3秒以上長押しすると電源がオフになる。またはすべての接続機器を外すと2分ほどで自動的にオフになる。手動でもオフにできるし、万が一電源を切るのを忘れてしまっても自動で切れるから安心だ。
車内ではプラズマクラスターを駆動させながらスマホやイヤホンなども同時充電させている。今のところ大きな問題もなく非常に重宝している。飛行機や新幹線などでも大活躍しそうだ。
それからEOS RやRX100M6へも充電できるのが便利。けっこう長時間運転することも多く、その間にカメラをチャージしておけば一石二鳥だし、専用バッテリーを何個も揃える必要がないという意味ではすごく助かる。モバイルバッテリーならカメラ以外にも使えるしね。
表面はMacBookのようにサラサラした手触りで心地よく、両端はマットでやわらかいプラスチック素材でカバーされている。このおかげでバッグに収納するときに中のものへの損傷を予防できるらしい。ずっしりとした重みはあるけれど、横長で細身のシルエットは片手でつかみやすく、また収納もしやすい。持ち運びに便利な布製ポーチもついてくるので、これに入れておけば本体へのキズや汚れを防ぎつつ本体の保護にもつながる。ベロアのような（というかベロア？）ポーチはけっこう高級感もあって気に入っている。
ちなみにカラーはシルバーとスペースグレーの2色があるんだけど、僕はシルバーをチョイスした。iPhoneやカメラなどダーク系のものが多いので、それらと対比させたかったのだ。
そういえばこのモバイルバッテリーには低電流モードも搭載されている。こちらは電源ボタンを2回押すごとに「低電流モード」と「通常モード」が切り替わる。低電流モードは出力が500mAh以下になるのでイヤホンやウェアラブル機器を充電するときに活用したい。低電流モード時はLEDランプがゆっくり点滅してくれるので、今どのモードなのかを把握しやすいのもいいなと思った。
先日紹介した「HyperJuice GaN 100W ACアダプタ」とセットで使ってるんだけど、充電環境がだいぶパワフルにアップデートされたので日々のガジェットライフがとても豊かになった。とりあえず現時点では自分にとって最強の構成かなと思ってます。
