ここ数年ずっと家ではドリップコーヒーばかりを淹れていたのだがさすがに少し飽きてきてしまった。スタバに行ってもドリップコーヒーですし……。そんなわけで久々にマシンの味が恋しくなりデロンギのエスプレッソマシンを購入した。たしか8年くらい前にデロンギのプリマドンナという全自動コーヒーメーカーを愛用していたのだけど異音が発生してから(長く使っていたからおそらく寿命だったのだろう)マシンをやめてネルドリップに移行したのだ。そのあとネルフィルターの管理がめんどくさくてペーパーフィルターになり現在にいたっている。正確にはネルフィルターの管理自体はいいのだが(使うたびに容器の水を変えて冷蔵庫で保管する)新しく買いかえたときに煮沸するのがめんどくさかった。まあでもネルのあのやわらかな味わいもまた少し恋しくなってきた。これからはペーパー、ネル、マシンの3種をバランスよく楽しんでいこうかな。今回購入したデロンギは「デディカ アルテ」というモデルです。アルテとはイタリア語で「アート」を意味するらしい。型番はEC885Jでカラーはベージュ、メタルシルバー、グレーの3種類になります。僕はメタルシルバーを購入した。どれもキッチンになじむ色合いで素敵です。全自動ではないぶんサイズがスリムなので以前よりもすっきり設置できている。自分で挽いたコーヒー豆を付属のフィルターに入れてタンパーでぎゅっと押しこみ、それをマシンにセットしてボタンを押せば抽出されます(あと水を入れたタンクもセットして)。意外とかんたんです。クレマもしっかりできるし、なによりマシン特有のカラッとした苦味が最高だ。イタリア料理店の最後にでてくるあのコーヒーの味を自宅で再現できちゃいます。こんな感じに。

一般的にこの手のマシンはエスプレッソやカプチーノやカフェラテを楽しむ人がほとんどだが僕の場合ちょっと特殊でメインはロングコーヒーをつくっている。ふつうはタンピングしたフィルターをセットして1杯用あるいは2杯用のボタンを一度押して終わりだけど(いわゆるエスプレッソ。これに直接お湯を注ぐとアメリカーノになる)そのままボタンをもう一度連続して押すことで量を増やすことができる。もちろんタンピングしたフィルターをそのまま使用するから味は薄くなるのだけど、もともとが濃いから問題ない。むしろ、個人的にではあるがちょうどよく感じる。そしてエスプレッソみたいに1、2口飲んで終わり、ではなく自分で好きな量や濃さを調節することができるから味を追求したい人は全自動よりもこういう少しアナログチックなものの方がむいているように思う。ちなみに僕は1回のフィルター(2杯用を使用)で2杯用のボタンを2回押し、それを2回繰りかえしている。先ほどの写真はそれでできあがったものです。ウェッジウッドの400mlのマグカップにたっぷり移しかえている。本当はこのマグカップに直接注げればいいのだが、高さがあると抽出口にあたって置けないのです。ここだけ少し残念なポイントだった。アートなカプチーノやカフェラテを想定しているから低めの(そのぶん幅広な)マグカップしか置けない仕様になっている。まあ仕方ない。とはいえロングコーヒーをつくればこうして量もたっぷりあるからデスクでゆっくり飲むことができる。いまのところ職場にもっていくコーヒーはペーパーで淹れて、朝食のあとにこのマシンで仕事前のひとときを楽しんでいる感じです。おかげでコーヒー豆がはかどりまくって大変だ。マシンに使っている豆はキンボのプレミアム(ベリーダークロースト)を愛用しています。

プリマドンナ時代にいろいろ試してみてこれが一番うまかったのだ。でもあれから8年も経ったから、またいろんなコーヒー豆に手をだしてみるのも悪くないかもしれない。ドリップはあいかわらずスタバが多いけど。最近はスプリングシーズンブレンドばかり飲んでいる(この前サンプルでエチオピアももらった)。
春ですね。





