プリンチブレンド

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プリンチブレンド

以前リザーブで飲んだときにおいしかった記憶があったので今回はコーヒー豆を購入した。プリンチブレンド。とても変わった名称で「どういう意味があるんだろう?」と疑問におもいパッケージに挟まれていたカード裏の説明文を読んでみると、どうやらイタリアンベーカリーの伝統を体現する職人「ロッコ・プリンチ」からきているらしい。彼が手がけたフードにあうブレンドを開発するためロッコの協力のもと実現した特別なブレンドになる。たしかにどことなくイタリア料理店で提供される食後のコーヒーに近い味わいを感じる。カラッとした酸味の少ない、コーヒーのみずみずしさが印象的な一杯です。キャラメルやダークチョコレートの風味が心を落ちつかせてくれるほか、素直で力強い味わいでもあるので体の奥からふつふつとエネルギーが湧いてくる。そういえば僕が好きなコーヒーのひとつにカプリチョーザの食後にでてくるコーヒーがあるんだけど、それに少し似ているなと思った。もちろんあれは上等なエスプレッソマシンで淹れているはずだから(クレマがあるからマシンだろう)僕のような素人的ドリップで抽出したものとは雲泥の差があるけれど、それでもずっと求めていたあの味をようやく自宅でささやかながら再現することができた。もしかするとエスプレッソマシンでこの豆を使えばより再現性が増すんじゃなかろうか。じつは以前デロンギのプリマドンナっていうエスプレッソマシンを使っていたんだけど故障してしまい、それ以来ずっとドリップでコーヒーを淹れている。いま過去の購入履歴を調べてみたら2016年の3月になっていた。あれから10年ちかく経つことを考えたら最近のエスプレッソマシンはさぞかし進化していることだろう。ただ僕の場合ほぼブラックでしか飲まないからカフェオレやカプチーノといった機能をぜんぜん活かせなくて「なんだか宝の持ち腐れだな」と思った記憶がある。とはいえマシンでしか出せない味があるのもたしかだし、ひさしぶりにまた導入してみるのもアリかもしれない。デロンギとプリンチブレンド、なんとなくだけどかなり相性がいい予感がする。ところでプリンチブレンドはロッコが手がけたフードにあうように開発されたわけだけど、そのフードとやらはどこで食べられるのだろうか。プリンチブレンドは通常のスタバには売っていないから、やはりリザーブで提供されているパン(あるいはケーキ?)になるのかな? このまえリザーブでクラブハウスサンド(通常のスタバにも売っている)を食べてしまったのだけどよく考えたらもったいないことをしてしまったのかもしれない。でもそのときはリザーブのパンといえば甘いケーキしか置かれていなかったような……。リザーブも店舗によって商品群が大きく異なるのかもしれない。今度ほかの店舗に行ったらチェックしてみよう。

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