あらためて購入するのはひさしぶりかもしれない。というのも店でドリップを注文するとこちらがでてくる率が高いから。おそらく酸味とコクともに中庸なのでどんな食べものとも相性がよく、それで使われやすいのだろう。それか単にたまたまその日に僕が入店した可能性も高いけど。TOKYO ローストは中目黒のリザーブロースタリーで焙煎されたコーヒーで、スマトラ産とラテンアメリカ産のコーヒーでブレンドされている。シナモンやタラゴンを彷彿とさせるハーブの風味が特徴で、僕は味覚音痴なのかそのようなハーブの風味がいまいちよくわからないけど、すっきりとした風味にクリアな苦味がとても好きだ。なんとなくアイスコーヒーにしてもハマるんじゃないかと思っている。じつは先日中目黒のリザーブロースタリーに行ったばかりでなんだかちょっぴり親密な気分になっている。あそこで焙煎されたコーヒーがこうしていま僕の手もとにあるのかと思うとじつに不思議な感覚だ。文明のありがたみを感じずにはいられない。リザーブロースタリーではオリアートアイスエスプレッソ(正確な名称は失念したがこんな感じだった)を注文した。
↓ これね。
たぶん一般的なスタバにはないメニューだと思う。だって見たことないから。コーヒーに、なんとオリーブオイルを使用したエスプレッソでこれが絶妙なまろやかさを生みだしていて非常にうまい。なめらかでコクがありあっというまに飲み干してしまった。リザーブ限定といわず全店舗でレギュラー展開してほしい。まああえて限定にすることで特別感を演出しているんだろうけれど。そんな中目黒からはるばる僕の手にやってきたTOKYO ロースト(いきなり話をもどしてごめん)をじっくり味わいながら、少しだけ涼しくなってきた9月の朝をむかえているのでした。