昨日ようやく桜が開花して僕のなかで正式に春のスタートが切られたわけだけど、それでも昨日の段階ではまだほとんどがつぼみだったのだが、予想どおりというか本日はだいぶ多くの桜がしっかりと花びらを広げていた。きれいなピンク色をした桜とすっきり晴れわたった青空……ではなく暗澹としたくもり空ではあったけど、それでも多くの花を咲かせた桜の樹木は人の心を晴れやかにする。ただ2日前まで暑かったのに昨日と今日はとても寒くて桜をのんびり眺めているのもいささかしんどいくらい冷え冷えした。そんな冴えない天気ではあったけど桜としてもいつまでもつぼみのままではいれないわけで、なんとなく「まあ仕方ないか」と花びらを咲かせたようにも見えてしまう。明日あたりからまた気温が暖かくなってくれるとありがたいんだけどなあ。せっかく2日前まで暖房いらずの快適な気温だったのに、どうしてまた寒くなってしまうのか。このままではすぐ暑苦しい夏がきてしまうから、僕としてはこの貴重な暖房もエアコンも必要ない「春」をもっと味わいたい気持ちでいっぱいだ。夏になれば蚊もでてくるしね……。どうして快適な、ちょうどいい気候というのは短いんだろうな。それはさておき本日は花粉症の症状がここ数週間で一番調子よかった。花粉の量が少なかったのか、食事のメニューがよかったのか、はたまた風向きがよかったのか僕にはその原因は見当もつかないけれど、とにかく目のかゆみだったり鼻づまりだったりくしゃみだったりの症状がほとんどなく「ふつうの状態ってなんてすばらしいんだ」と一日中感謝しまくった(なにに感謝してるかわからないけど)。このまま明日も明後日もこのような健全な状態がつづけばたぶん花粉症の時期はもう終わりなのかもしれない。そう考えると僕の花粉症の期限は「桜が咲くまで」がひとつの目安になるんだろう。今年は人生で一番ひどい花粉症だった。来年はたのむからここまでひどくならないでもらいたい。