ドリップコーヒー

雑記

たまにはドリップオンリーで。デススト2をクリア(※ネタバレあります)

明日は休日だし、ひさしぶりにアラームなんてかけずに夜更かししながら家でだらだら過ごそうと楽しみにしていたのに歯医者からクリーニングの予約のメッセージが入り愕然とする。しかも予約は午前中。3カ月前に入れた予約だからすっかり忘れてしまっていた。でも当日の朝にiPhoneのカレンダーに通知ありで予定を入れていたからどのみち明日気づくことになるのだけど……。そう考えると前日にショートメールで知らされただけありがたい。でも欲をいえば一週間前に送ってほしかったな(わがままですみません)。そうか、iPhoneのカレンダーの通知を一週間前にセットしておけばいいのか。これなら前日に予約に気づいてびっくりするなんてヘマをしなくてすむ。というわけで歯医者終了後に次回の予約をカレンダーアプリに一週間前に知らせてくれるようにセットしてみた。3カ月後が楽しみだ。そのような事情があり、朝のスタバではドリップコーヒーだけにとどめておくことにした。まあたまにはこうやって胃を休ませてあげるのも悪くない。昼までなにも食べないからゆっくり眠っていていいぞ。ああ、僕も今日はそういう休日スタイルを望んでいたのにな。けっきょくいつもどおり早寝早起き健康ホリデーになってしまった。おかげで今日は散歩がはかどります。コーヒーしか飲んでいないから腹がかるいし身軽に動ける。さらに昨日ちょうど結ばない靴ひもをとおしておいたおかげで靴ひもがほどける心配もなく、脱ぎ履きもそのままできてとても快適だった。スタバで有意義な時間を過ごせたし結ばない靴ひもの実力を試すことができたし歯医者も無事に終えることができたしなんだかんだいい休日だった。さて家に帰ってゲームでもするか。と思ったが、そういえば先日デススト2をクリアしちゃったんだ。もちろんやり残した配達ややりこみ要素もたくさんあるからもう少しプレイする予定だけど、エンディングを迎えてしまったことでどこか心にぽっかり穴があいてしまったらしい。以前のように「さあ物語をすすめるぞ!」という熱量が少なくなってきている。そろそろ次に遊ぶゲームでも用意しなきゃな。それにしてもデススト2は壮大で、だけども身近に感じられる親密さをもちあわせたゲームだった。前作もそうだけど、後半にストーリーが怒涛のように流れこんでくるので頭がパンクしそうになる。戦闘も、とくにヒッグスとはいろんな戦いが繰り広げられるわけで、なんか途中で、いや戦闘がはじまる前だったかな、チャーリーのショータイム(謎ダンス)がぶっこまれるし(しかもダイハードマンだったっていう)いろいろ情報量が多すぎる。でもあのダンスはよかったな……。ダンスにかぎらずだけど前作以上にデススト2では多彩なミュージックでゲームプレイを盛りあげてくれた。心に残る曲がたくさんできて僕はうれしい。一番好きな曲は「To the Wilder」かな。前作ではヒッグスと格ゲーみたいな殴り合いバトルが開催されたけど、今回もまた格ゲー的な演出があるんだろうなと期待していたら、やっぱりあった(笑)。しかもギターで殴り合い。そしてなぜか途中でサムとヒッグスのギターセッションがはじまる(そのあとまた殴り合う)。いろいろ予期せぬ展開が待ちうけているけれど、こういうカオスがこのゲームのいいスパイスになっているんだろうな。そして物語が一転二転する場面もまたいろんな感情が湧きあがってくる。じつはルーは生きていて(トゥモロウだった。そしてサムとルーシーの娘だった)、だけどフラジャイルは死んでいた。うれしさと悲しさが最大限の振り幅で、同時に押しよせてくる。フラジャイルがよく言っていた「死は別れじゃない」は、僕はありきたりではあるけれど「心のなかでいつまでも生きつづける」的な意味かなと思っていたのだが、まさか文字どおり別れじゃなかったなんて。未来はいつだって予期せぬ角度からやってくる。エンディングで引用される安倍公房の文章の最後はこう締めくくられていた。

だが、そのやって来た未来のなかに、予期していた君の姿があるとはかぎらないのだ。

たとえそれが希望であれ絶望であれ、それでも僕らはふたたび未来のなかに自分を描きながら生きつづけなければならない。僕はこのエンディングからそういうメッセージを受けとった気がする。

サムとルー

HIGH FIVEの結ばない靴ひも(ゴム)HIGH FIVEの結ばない靴ひも(ゴム)前のページ

最近の記事
  1. ドリップコーヒー
  2. HIGH FIVEの結ばない靴ひも(ゴム)
  3. メキシカンアボカドサラダラップ
  4. KANEBO スクラビングマッドウォッシュ
  5. 洗面ボウルクリーナー
PAGE TOP