※ネタバレあり
いまさらながらドラクエ3(HD-2D)をクリアした。去年の12月に購入してだらだらと、のんびりと、ちまちまと進めていたらすっかり春になってしまった。まあざっくり1クールと考えれば区切りのいいタイミングだったかもしれない。とくにやりこんだわけでもなく、ただ物語を進めることに重きをおいていたのだけど予想以上にむずかしくてけっこう苦戦した。ターン制のバトルに慣れていないせいか全滅することもしばしばあり「ドラクエにそこまで難しさを求めてないんだけどなあ……」という思いから、あまり積極的にゲームに手が伸びなかった。もしかすると僕はこういうゲームに向いていないのかもしれない。あと歩いているとランダムで強制的に敵とエンカウントするので「はやく目的地まで行きたいのに」とあせるあまりイライラする場面が多かった。FF7リバースやエルデンリングやエンダーマグノリアのように敵と戦いたくないときはサッとよけて先に行けるシステムに慣れてしまっていたからドラクエスタイルに耐性がなかったんだろうな。ただドット絵による愛くるしいキャラクターと美しいグラフィックの融合はとても新鮮で終始「きれいだなあ」と感動していた。なによりBGMがなつかしくてとてもエモーショナルだった。セーブしてタイトル画面にもどるたびにアドレセンスをかきたてられ、イライラをすべて水に流してくれた。あのBGMが僕をラストまで導いてくれたといっても過言ではない。そういえば「ここに新しい村をつくる」と宣言していたじいさんが商人がほしいというからマゴットを商人に転職させ、そのじいさんにあずけたらそのまま永遠に村で暮らすはめになった。あれにはホントまいったな。いままで一緒に旅していた仲間をあんなかたちで失うことになるなんて。ドラクエの仲間って案外かるいんだな(笑)。しかたなくルイーダの酒場で一人パーティを追加した。またマーゴットという名前でもよかったんだけど、なんかちがうなと思い「マー」にした。ちなみに職業はまもの使い。けっこう戦闘向きで使いやすかった。そんなこんなでようやくバラモス城までたどりつき、いよいよラスボスかあと思っていたら全然そんなことはなくて、そこからさらに物語がつづいていて本当のラスボスであるゾーマまでだいぶ時間を要するのであった……。まあなにはともあれ無事にクリアできたことを喜びたい。今年はドラクエ1・2のリメイクも発売されるからそちらも楽しみだ(またイライラすることになりそうだけど)。Switch 2も6月5日に発売が決定しているし、つぎもSwitch版のドラクエを購入する予定です。