雑記

春と冬の交差点

コーヒー豆をすっかり切らしてしまいしかたなく朝からスタバへむかう。天気予報はくもりときどき晴れ。まあついでに散歩もすませてしまえばちょうどいいやと玄関をでると予想に反して雪がぱらぱらと降っていた。道路もいちめん真っ白で、とにかく寒くていやになる。冷えた路面をガリガリと音をたてながら(そして神経をすり減らしながら)目的地まで車を走らせる。これだけ寒い朝なのにスタバにはすでに4、5人の客が朝食をとっていた。メインの目的であるコーヒー豆を棚からとり、ショーケースをちら見する。春らしいさくらドーナツがうまそうだったが残念ながらこの日はあまり食欲がなく、ドリップだけを注文した。ちなみに購入したコーヒー豆は新作のスプリングシーズンブレンドです。ネットでスタバの紙袋が話題になっていて(フレキソ印刷という最高峰の技術が使われている)もしかするともらえるかな?と期待していたら、まさにその紙袋だった。やさしくて淡い色合いやグラデーションがとにかく美しい。これは捨てずにとっておこう。とても春らしいあたたかな生命力を感じさせてくれるイラストだ。がんばって寒いなか朝からスタバにきてよかった。席についてコーヒーを飲みながら(この日のドリップはカフェベロナだった)のんびりスマホでニュースを見る。マックのハッピーセットに星のカービィのおもちゃがついてくるらしい。そういえばSwitchの星のカービィ楽しかったな。ハッピーセットって食べたことがないからこれを機にチャレンジしてみるのも悪くない。いつまでやっているんだろう? スタバで1時間ほど過ごしたあといつものコースを散歩する。公園の池には氷がはられていて噴水のまわりにもひどくつららがへばりついていた。ある意味これはもう氷のアートだなと思った。たくさんの鳩たちが地面に落ちているなにかをせっせと突っついていた。僕が近づいても「おまえにかまってる暇はない」とばかりに無心でなにかを求めていた(あるいは探していた)。そして思い立ったようにバサバサと翼を羽ばたかせて飛んだ。しかしだいたんに飛び立ったかと思えば少し離れたところにすぐに降りたった。どうやら鳩はあまり飛行することを好まないらしい。そしてやはり地面に落ちているなにかを無心に突っついていた。僕もその場で地面を凝視してみたが、めぼしいものは何ひとつなかった。そこにはただ土と草と枯れ葉と雪があるだけだった。鳩と戯れたあとは(もちろん鳩は戯れたつもりはないだろうけど)ふたたび公園内を散歩する。スプリングシーズンブレンドを購入して雪がつもる公園を歩いていると、ちょうどいまは春と冬の交差点にさしかかっているんだなと理解した。桜の名所でもあるこの公園にはあちこちに桜の木がどっしりと立っている。そのような木立にかこまれていると僕は(まさに今日もらったスタバの紙袋のように)ピンク色に染まる春の空を想像しないわけにはいかなかった。それはもう必然といっていい反応だった。

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