ひさしぶりに普段あまりはかないブーツをはいたら靴ずれを起こしてしまった。右足の踵の少し上の場所なんだけど、無理して長時間歩いたせいで1cmくらい皮がめくれてひどい状態だった。しかもこの場所がやっかいで、右足ってちょうど運転するときアクセルを踏みこむために常にかかとを接地しないといけないから家に帰るまで終始痛みに苛まれるはめになった。でもどうしてこんなに靴ずれを起こしたんだろう? いままでこのブーツで何度か歩いてみたことがあったけど、こうはならなかったのに。いろいろ振りかえってみたところ、おそらく朝急いでいたせいで靴ひもをしっかり結ばなかったのがいけなかったのかもしれない。足首まわりをキュッと締めずに(遊びがある状態で)結んでしまったので歩いているうちに擦れてしまったのだろう。朝に時間がなくても靴ひもだけはしっかりと、ていねいに結ばなきゃダメなんだな。いつものスニーカー感覚でちゃちゃっと飛びだしていったのがまずかった。つぎはもっと慎重に靴ひもを結んでから散歩に行ってみよう。靴ずれを起こした場所には絆創膏を2、3日貼っていた。ケアリーヴっていう絆創膏で水に強いのが特徴だ。あと曲げてもフィットするし白くふやけないところがいい。お風呂からあがったあともはがれることはなく快適だった(一度だけ朝起きたら半分めくれていたけれど)。2、3日後に絆創膏をはがしてみると、皮がはがれてしまった部分はすっかりかたくなっていてヒリヒリする痛みも引けていた。お風呂に入っても問題ないしボディソープでごしごし擦ってもとくに痛むことはなかった。どうやらうまく皮膚が再生したようだ。ケアリーヴありがとう。ひさしぶりの靴ずれは、僕に「もっと落ちついて行動しなさい」と示唆してくれたのかもしれない。僕は何事においても「さあ、はじめるぞ」というスタート時に些細な問題をすっ飛ばす傾向にあるから(それがあとあと靴ずれに、そして帰りの苦痛の運転につながっていくのだ)はやる気持ちを抑えられるように……。でもどうやって抑えればいいんだろう。いまのところ深呼吸をするくらいしか思いつかない。