なにもしたくない、とにかくめんどくさい。そんな日はこうやってやきとりをテイクアウトして自宅でアニメでも見ながらだらだら食べている。片手に串をもって肉をひっぱるだけなので楽ちんだ。だいたい塩とタレを半分ずつくらい買うことが多い。もちろん薄味の塩からいただきます。つくねとかレバーとかももとかなんこつとかいろんな種類があるおかげで、同じやきとりといえど終始飽きることなくおいしく完食することができる。野菜はといえばねぎまのネギくらいしかないけれど、ふだんちゃんと摂取してるから一日くらいなんともないだろう。やきとりはおそらく10本は食べてるはず。お米とか炭水化物は欲しくならないの?と思うかもしれないが、これが不思議とまったく欲しない。雑誌だったかYouTubeだったかなんのメディアか忘れたけれど、人は炭水化物よりもタンパク質を摂取した方が満腹感を得やすいみたいだ。そんなわけでやきとりを10本も食べているとちょっとお腹が苦しいくらい満腹感で満たされる。そのような状態でやきとりをほおばりながら「なんだかお米が欲しくなってきた」とはならない。だからやきとりの日はやきとりだけ手元にあればそれでいい。お酒が好きな人はそれと一緒にだらだら夕食を過ごすのが幸せなんじゃないかなと思う。僕はお酒がまったくといっていいほど飲めない体質だからもっぱら愛用の炭酸水(サンペレグリノ)を片手にそのような幸せな夜のひとときを過ごしている。ところで最近ようやくワンピースのアニメが最新エピソードに追いついてしまった。去年からほぼ毎日、だいたい1話か2話くらいのペースで見つづけていたのだが、それが終わったことによる喪失感たるや。当初はシーズン&エピソードが果てしなくつづいているように感じ、いささかカジュアルに見すぎていたのだが、ワノ国編に突入するやいなや「やばい、もうちょっとで最新エピソードまで到達してしまう」という不思議な焦りが広がり「もっと一話一話を噛みしめながら見ればよかった」という後悔におそわれた。なんというか、飯時の「ながら見」が多かったからこれから配信されていくエピソードは夜の静かな時間帯に「全集中」して楽しみたい。逆にあまり興味はないけど世間で話題になってるからチェックしてみるか的なアニメをこれからは、飯時のコンテンツにしようかと画策中。ちなみにぜんぜん話は変わるけど、今期僕のイチオシは「地獄楽」です。奇妙で独特な世界観に引きこまれてしまう。あと僕はイラストの技巧のことはさっぱりわからないが、佐切の目の描き方がすごくクールでいいなと思う。