ソニーから35mmフルサイズ対応のEマウントレンズ「FE12-24mm F2.8 GM(SEL1224GM)」が発表されました。
特徴
- Gマスターの高い設計基準により、高い解像性能と美しいぼけを両立。
- 各レンズの諸収差が良好な状態になるように製造工程でレンズ1本ごと徹底した調整をしている。
- 最前面にはαレンズの中でも最大径の大口径超高度非球面XAレンズを使用。それを含めた計3枚のXAレンズと非球面レンズ1枚により非点収差、コマ収差、像面湾曲を徹底的に抑制。
- ED(特殊低分散)ガラス3枚とスーパーEDガラス2枚をあわせて色収差を補正。
- ナノARコーティングIIによりゴーストやフレアを大幅に抑える。
- 2つのフォーカスレンズ群を動かすフローティングフォーカス機構を搭載し、ズーム全域で最短撮影距離0.28mの近接撮影能力を実現。
- フローティングフォーカス機構には新規設計したXDリニアモーターをフォーカスレンズ群ごとに2基ずつ、計4基を搭載。制御アルゴリズムとの組み合わせで、高速・高精度・高追従かつ静粛なAF性能を備えている。
- インナーフォーカスなのでフォーカシング時の重心の変動が少なくバランスよく撮影できる。
- ズーム全域開放F値2.8により露出の変化がなく快適に動画撮影が可能。
- 9枚羽根の円形絞り、XAレンズの使用、球面収差の最適化でぼけ描写が美しい。
- フォーカスホールドボタンにはカメラ本体から好みの機能を割り当てられる。
- マニュアル時でも精緻なピントあわせができるリニア・レスポンスMFを備えたフォーカスリングを搭載。
- 防塵・防滴に配慮した設計。汚れを防止するフッ素コーティングをレンズ最前面に使用。
- 市販のシートタイプのフィルターを装着できるリアフィルターホルダーを搭載。フィルターを切り抜くときに役立つフィルターテンプレートも同梱。
- レンズ一体型のフードでフレアやゴーストの原因となる光をカット。
- フードまで覆うロックつき専用キャップを付属。
- サイズは97.6 × 137mm(最大径 × 長さ)。
- 重さは約847g。
超広角12mmスタートで開放F値2.8の明るさを誇りながら小型軽量に収まっているので実用性が高く、写真表現をグッと広げてくれそうですね。α7シリーズのカメラに装着した姿もかなりかっこいいなと思いました。発売日は2020年8月7日、予約販売受付は7月14日の10時からです。