シャープから業界初となる気象予報を活用し、クラウドAIによる運転制御で睡眠中から日中まで快適・省エネを実現したプラズマクラスターエアコン「Xシリーズ」9機種が発表されました。発売日は2019年10月25日です。
特徴
- 株式会社ニューロスペースと共同でクラウドAIによるユーザー個々の睡眠ステージにあわせた運転制御機能を開発。
- ユーザーごとに異なる好みの設定温度や気象予報をあわせてクラウドAIが自動で設定温度を調整。省エネ運転で快適な睡眠環境を実現。
- 前半は深い睡眠に誘導するため設定温度を低く保ち、後半は冷気や温度変化に敏感になりやすいため少しずつ設定温度を上げていくことが理想的な睡眠のステージ。今回の制御ではクラウドAIが睡眠の各ステージにあわせて設定温度を細かくコントロールする。
- リモコン操作の履歴や「COCORO AIR」アプリによるアンケートのフィードバックをクラウドAIが学習し、一人ひとりにあわせた快適な睡眠環境を実現。
- 気象予報の活用で省エネを実現。起床時の予想気温に基づき、エアコンの設定温度を上げていくタイミングを最適化することで一般的な冷房運転と比較して積算消費電力を約20%削減。
- 室内環境に影響を与えやすい気温と日射量の気象予報を活用して部屋ごとの環境変化を予測、クラウドAIが「先回り」して運転制御を行う。
- イオン濃度を50,000個/cm3まで高めた独自の空気浄化技術「プラズマクラスターNEXT」を搭載。
- 吹き出す風をキレイにする「風クリーンシステム」を搭載。
- 吹き出し口周辺のルーバーやダストボックスは簡単に取り外し水洗いできるほか、吹き出し口内部も凹凸の少ない構造で手軽に拭き掃除ができる。
- 採用して14年目となる「ロングパネル気流制御」を搭載。暖房時はパネルを下から開き、風を抑え込んで足もとへ暖かい風を届ける。冷房時はパネルを上から開き、天井方向へ風を持ち上げて風が直接体に当たらないように制御する。
- クラウドAIによる省エネ運転の結果をスマホアプリ「COCORO AIR」に通知。省エネ運転の回数や効果をお知らせ。
- 猛暑時でも冷房運転が持続するよう運転制御を見直し、室外機付近の温度が45℃に上昇しても安定した冷房運転ができる。
- 型名と畳数の目安は下記のとおり。
- AY-L80X2:暖房21〜26、冷房22〜33
- AY-L71X2:暖房19〜23、冷房20〜30
- AY-L63X2:暖房16〜20、冷房17〜26
- AY-L56X2:暖房15〜18、冷房15〜23
- AY-L40X2:暖房11〜14、冷房11〜17
- AY-L36X:暖房9〜12、冷房10〜15
- AY-L28X:暖房8〜10、冷房8〜12
- AY-L25X:暖房6〜8、冷房7〜10
- AY-L22X:暖房6〜7、冷房6〜9
クラウドAIに学習させることで、自分に最適な設定温度での睡眠環境を構築できるのが魅力的ですね。ただ部屋を温める・冷やすだけではなく「睡眠」を重点においたエアコンを探している人にはおすすめの一台になるのではないでしょうか?