キヤノンからEOS Rシステムの次世代フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」が発表されました。
特徴
- 有効画素数約4500万画素のフルサイズCMOSセンサーと新映像エンジン「DIGIC X」を搭載。EOSシリーズ史上最高の解像性能を実現。
- 連写性能は電子シャッター撮影時で最高約20コマ/秒、メカシャッター/電子先幕の撮影時で最高約12コマ/秒。
- 電子シャッター選択時はシャッター音が発生しない。野鳥撮影や発表会などに便利。
- AF性能が向上した「デュアルピクセル CMOS AF II」。
- 測距エリアは画面の最大約100%(縦)× 約100%(横)の範囲に拡大。
- 静止画撮影時のAFフレームは最大1053分割のエリアから自動選択される。
- 人物の瞳・顔・頭部に加えて動物(犬/猫/鳥)の瞳・顔・全身検出にも対応。
- 8K/30P動画撮影機能を搭載。8Kの豊富なデータ量を生かした高画質な4K動画撮影もできる。4K/120P動画撮影も可能。
- 常用ISO感度(静止画)は100〜51200。拡張ISO感度は最低ISO50相当(L)、最高ISO102400相当(H)。
- ISOオート時のシャッター速度低速限界を設定できる。プログラムAE(P)と絞り優先AE(Av)でのISOオート設定時では1/8000秒〜1秒まで1段ステップごとに手動設定できるほか、自動設定では「遅め/標準/速め」を7段階で設定可能。
- 長秒時露光撮影と高感度撮影時の2つのノイズ低減機能を搭載。
- 1回のシャッターで4枚の画像を撮影してカメラ内で自動合成する「マルチショットノイズ低減機能」では、高感度撮影時によりノイズの少ない画像に仕上げられる。
- デジタルレンズオプティマイザでは新たに「強め」が選択可能。
- DPRAW現像に新たに「ポートレートリライティング」と「背景明瞭度」を追加。
- オートライティングオプティマイザでは顔領域のライティングを自動補正する「顔ライティング補正」機能を搭載。
- EOSシリーズ初となるボディ内5軸手ブレ補正機構を搭載。レンズ側の光学式手ブレ補正機構とあわせれば最大8.0段の手ブレ補正を実現。
- 明暗のメリハリがあり人間の視覚に近い光と色をリアルに再現するHDR画像をHDR PQガンマによるHEIF(10bit)で記録できる。
- 静止画ではAPS-Cの画角(1.6倍)にクロップ可能。クロップ撮影時は約1730万画素で記録。マウントアダプターEF-EOS RでEF-Sレンズを装着した場合は自動的にクロップ撮影になる。
- 記録媒体はCFexpressカード(Type B対応)とSD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-II、UHS-I対応)。
- ファインダーの主な仕様は型式がOLEDカラー電子ビューファインダー、画面サイズが0.5型、ドット数が約576万ドット、倍率が約0.76倍、視野率が100%。
- サイズは約138.5 × 97.5 × 88.0mm(幅 × 高さ × 奥行)。
- バッテリーとカードを含んだ重さは約738g、本体のみの重さは約650g。
8K動画撮影や約20コマ/秒による高速連写性能、デュアルスロット搭載などキヤノンの本気度がひしひしと伝わってくるスペックに仕上がってますね。スチールからムービーまで、創作活動をより豊かに、本気で行いたい人には今一番熱いカメラになるのではないでしょうか? 予約受付開始は2020年7月10日(金)10時から、発売予定日は7月下旬になります。