山形県鶴岡市にある湯田川温泉の梅林公園に行ってきました。少し前に暖かい日が続いたので、そろそろ咲いてるのではないかと。ただこの日の天気予報はくもりと雪マーク。東京では桜の開花が発表されているというのに、まだ雪が降るのか……。なんて春の訪れを待ちわびているぼくにとっては少々うんざり。でもいざ着いてみたら、そんな心配をよそにところどころ青空が垣間みえるほどのお天気でした。「晴れ寄りのくもり」といった印象です。そして予想どおり梅も咲きはじめていて(満開には少し遠いですが)テンションも一気にUP。カメラを片手にさっそく撮影を開始しました。
白やピンク、紅色など梅の花といってもいくつか種類があり、同じ空間でそれらが混ざり合うことで「にぎやかな春」をたっぷり演出してくれます。花の集合体は迫力も見応えもありますが、一つひとつの花にクローズアップしてみると意外にも小さく、これがまたかわいらしい。きれいに咲いている個体があると、思わず足をとめて見入ってしまいます。
また公園のまわりは竹林になっていて、竹があちこちに生えているのもこの公園の特徴です。空高く伸びた竹と低い梅の木のコラボは対照性がありとても表情豊かな印象に。ベンチもたくさん設置されているので座ってお茶でも飲みたくなりますね。
とはいえ公園の敷地はそれほど広いわけではなく、30分くらいあれば難なくまわりきれるレベルです。ぼくは撮影もふくめて1時間くらい滞在していました。歩きまわるのが億劫な人でもここならコンパクトに楽しめると思います。ただ公園に入るには勾配のきつい階段をのぼらなければならないので、そこだけは少し大変かも……。あと近くに駐車場がなく、少し離れたところから徒歩で向かう必要があるところも「う〜ん」って感じです。まあ温泉街なので情緒ある風景を楽しめたのはよかったですが。
梅林公園をあとにして駐車場までの帰り道、いきなり猛烈な吹雪におそわれてしまいました。この頃にはすっかり天気予報の雪マークを忘れていたので意表を突かれた感じです。やっぱり天気予報はあたるもんですね。晴れたりくもったり雪ふったり。春なのか冬なのかよくわからない一日でした(笑)。雪のなかの梅も絵になるよなあ、と思いましたがさすがに寒すぎてこれはムリ。この時期の雪マークを甘くみていましたよ(どうせ山だけだろうって思ってた……)。
いついかなる時でも準備は大切っていうことですね。