バジルチキン&トマトモッツァレラ 石窯フィローネ

お出かけ

バジルチキン&トマトモッツァレラ 石窯フィローネ

先週の休日は雪がたくさんつもってたのに、雨がふったせいかすっかり道路はいつもの見慣れたアスファルトをむきだしにしていた。でもおかげで運転はスリップすることなくスムーズに目的地へ時間どおりに到着した。だけどせっかく白くなった街や公園がもとの姿に戻るのはどこかさびしい気持ちがある。クリスマスも近いわけだしできることならホワイトクリスマスを拝みたい。まあそんな僕の希望的観測はさておき、この日のスタバではバジルチキンの新作フィローネを注文した。今回も新作フラペチーノと迷ったあげく、やはり調理パンてきな食べものに負けてしまった。どうも朝はこういうパンとコーヒーをセットでとりたくなる。ふと思ったのだが、朝からフラペチーノを平然とたいらげていたあの頃は、もしかすると若さのおかげだったのかもしれない。歳を重ねるごとにそういう「クリームたっぷり」「砂糖たっぷり」なデザートへの欲求は確実に少なくなっている。もちろん無理に食べる必要はないのだけど、できることならそういうささやかな欲求や楽しみをいつまでも見いだせる精神性でありたい。スタバは開店とほぼ同時に訪れたがすでに3、4人の客がレジにならんでいた。朝から大忙しな店員さんはみんな赤いTシャツを身にまといクリスマスの華やかなムードに一役買っていた。僕の目のまえにはカゴいっぱいにつまれたクリスマスブロンドのコーヒー豆がどんと置かれていた。おもわず一つ手にとってそのままレジにもっていきたくなったけど、自宅にまだたくさんコーヒー豆の備蓄があることを思いだし、その衝動をおさえた。新作のフィローネはトマトの甘みとバジルの風味がとてもよくマッチしていて美味しかった。外がカリッと焼けたパンは肌寒い冬にぴったりだ。コーヒーも角のないやわらかな味わいで穏やかな気分にひたれた。なんの豆を使っているのか、この日はそのような情報をとくに伝えられなかった。忙しいとそういう余裕もなくなるのだろう。僕はふと自分の仕事でめまぐるしく忙しい状況を思い浮かべた。どうポジティブにとらえても、それは僕に愉快とはいいがたい感情をわきおこさせた。僕はできることならずっと暇な人生を送りたいと願った。レジにならんでいるあいだも客は着々と増えていき、店内はにぎやかな雰囲気が形成されつつあった。しかし意外にもほとんどの人はテイクアウトしていく模様。なので席はレジとは対照的にガラガラだった。おかげで一人静かに朝食をとることができ、その後もゆったりとした時間を満喫することができた。天井からはアンダーソン・イーストのメロウな歌声(Madelynという曲だ)が流れていてそれから平井大の『Love & Happiness(Let’s Be a Santa)』に移りかわり、店内はいっきにクリスマスムードにつつまれた。僕はその楽しげな空間の中で、森にふる静かな雪のことを思った。誰に知られることもなくしんしんと、永遠のごとくふりつづける雪のことを思った。

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